トヨタ「MIRAI」受注早くも4倍弱に(2015/1/16)

 トヨタ自動車が満を持して発売した燃料電池車「MIRAI」の受注が、発売1ヶ月で目標の4倍弱の1500台に到達しました。当初は否定的な意見も多かったように思いますが、国策事業として官民挙げて水素供給体制も整備しており、今後都市部から郊外へも供給体制が波及すれば、益々販売台数を伸ばす可能性が有ると思われます。テスラモーターズCEOが燃料電池車を酷評しておりましたが、究極のエコカーというものだけで無く、原油だけに依存しない燃料開発というのは我が国の至上命題なのは言うまでも有りません。原油価格や二酸化炭素排出権に振り回されてきた本邦、次世代エネルギーの開発はまさに日本のMIRAIに繋がると信じています。

日豪EPA15日発効に(2015/1/16)

 日本とオーストラリアとの間で交わされた経済連携協定(EPA)が、15日に予定通り発効されました。本邦にとって14番目のEPA締結先となった豪州、日本製自動車に対する関税が3年以内に完全撤廃され、本邦からの輸出額の45%を占める自動車産業にとっては追い風に。排気量1500cc~3000ccのガソリン乗用車への関税は即時撤廃、3000cc超の大型車などの他の完成車も3年で関税が撤廃されます。この区分けは、現地生産しているフォード、GMホールデンの車種の排気量が3600cc~6200ccを慮っての区分けでしょう。

2014年本邦自動車メーカー中国販売実績 (2015/1/16)

2014年暦年本邦乗用車メーカー中国販売実績

1位・・・日産 1,221,600台 (+0.5)

2位・・・トヨタ 1,032,400台 (+12.5)☆

3位・・・ホンダ 788,282台 (+4.0)☆

4位・・・スズキ 267,762 (+14.2)

5位・・・マツダ 211,013台 (+13.0)

6位・・・三菱自 90,719台 (+35.0)

7位・・・スバル 54,557台 (-2.3)

カッコ内前年比%、☆印暦年過去最高

(日刊自動車新聞データより)

2014年乗用車メーカー米国販売実績 (2015/1/16)

2014年暦年本邦乗用車メーカー米国販売実績及びシェア

1位・・・トヨタ 2,373,771台 (+6.2)

シェア:14.4% (±0)

2位・・・ホンダ 1,540,872台 (+1.0)

シェア:9.3% (-0.5)

3位・・・日産 1,386,895台 (+11.1)☆

シェア:8.4% (+0.4)

4位・・・スバル 513,693台 (+21.0)☆

シェア:3.1% (+0.4)

5位・・・マツダ 305,801台 (+7.7)

シェア:1.9% (±0)

6位・・・三菱自 77,643台 (+24.8)

シェア:0.5% (+0.1)

カッコ内前年比%、☆印暦年新記録

(日刊自動車新聞データより)