乗用車メーカー2014年度中国販売実績(2015/4/16)

乗用車メーカー2014年度中国販売実績 メーカー 販売台数 (増減率) 日産 1,234,776台(-2.4) トヨタ 1,032,200台(+7.4) ホンダ 789,302台(+1.1) スズキ 257,446台(+11.4) マツダ 214,628台(+9.2) 三菱 100,958台(+40.1) スバル 50,699台(-15.5) 2014年度における中国市場は、本邦ほどの落ち込みでは無いと見られておりますが、実際中国特派員からのレポートでは、直近の販売はかなり落ち込んでおり、各メーカーの在庫台数がかなりの割合で高まっているとのこと。ディーラーによっては、販売台数のインセンティブを狙い、車輌そのものを赤字で販売するケースもかなり見られ、厳しい中国経済を映していると思われます。

乗用車メーカー2014年度米国販売実績(2015/4/15)

乗用車メーカー2014年度米国販売実績 メーカー 販売台数 (増減) シェア (増減) トヨタ 2,428,394台 (+9.0) 14.5% (+0.3) ホンダ 1,549,461台 (+2.4) 9.3% (-0.4) 日産 1,399,557台 (+8.9) 8.4% (+0.2) スバル 532,586台 (+19.8) 3.2% (+0.3) マツダ 305,788台 (+7.8) 1.8% (±0.0) 三菱 81,593台 (+23.5) 0.5% (+0.1) 日刊自動車新聞データより 相変わらず好調な販売を見せる米国市場において、特に人気が急上昇しているのが富士重工業(スバル)で、40ヶ月連続のプラス成長で新記録を樹立。水平対向エンジンやAWDを武器に少数精鋭の、いわゆる利益を取れる車輌を本格開発し生産・販売することで好循環となっており、2014年度はスバル人気や円安の恩恵を受けて注文に生産が全く追い付かない状況が続きました。

2014年度乗用メーカー本邦販売実績(2015/4/15)

乗用車メーカー本邦販売実績及びシェア メーカー 販売台数 (増減率) シェア (増減率) トヨタ 1,465,518台 (-11.0) 27.7% (-1.3) ホンダ 788,235台 (-7.1) 14.9% (±0.0) スズキ 755,857台 (+3.8) 14.3% (+1.5) ダイハツ 689,139台 (-1.7) 13.0% (+0.7) 日産 623,375台 (-13.3) 11.8% (-0.9) マツダ 224,536台 (-7.8) 4.2% (±0.0) スバル 168,584台 (-9.8) 3.2% (-0.1) 三菱 114,777台 (-19.9) 2.2% (-0.3) (日刊自動車新聞データより) 2014年度は消費増税の反動減からかなり厳しい数値となっておりますが、それでも4月から施行される何でもエコカー減免税の廃止による駆け込みが相当数有ったにも係らずこの実績。軽自動車も2015年4月登録車から増税されるため、実質増税が常態化する2015年4月以降の販売はかなり厳しいと言わざるを得ないかもしれません。

暗雲立ち込める中国市場(2015/4/15)

注目されておりました中国の1~3月期のGDPですが、10~12月期より0.3ポイント低下の7%となりました。政府は想定の範囲内と発言しておりますが、不動産販売は1割近くも減少、鉱工業生産や電力需要も落ち込んでおり、7%という数値そのものの真意が疑われております。ただそれらの指数に相対するように、中国株式市場は順調どころか異様な勢いで上昇しております。今年の中国はあらゆる意味で注目すべきでしょう。