ホンダ、小排気量ターボ車拡充へ(2015/5/7)

 ホンダ技研工業は、新型ステップワゴンに搭載された新開発直噴1.5リッターVTECターボエンジン搭載車種を今後、さらに拡充するという見通しだ。HV仕様と比較して30万円ほど安価に作れる小排気量ターボ車を、ミニバン、SUV等を中心に搭載する予定。最近人気復活している中・小型SUV/RV市場にホンダもいよいよ本格参入しそうな勢いだ。ついでに欧州で販売されている、小型ディーゼルもラインナップに入れることが出来れば、非常に面白いと個人的に思っております。

東海理化メキシコに新工場建設(2015/4/30)

トヨタ系部品メーカーの東海理化は27日、北中南米のハブになるであろうメキシコで、新工場を建設すると発表、今年5月に新会社を設立し、来年秋の操業開始目指す。同工場ではこれまで同様にスイッチ、キーロック、セキュリティ関連を製造する予定。トヨタ自動車のメキシコ進出を睨み、部品メーカー各社のメキシコ進出は益々激化するものと思われます。

豊田自動織機次世代HV用コンバーター開発へ(2015/4/30)

豊田自動織機は、ハイブリッド車に使用されているDC-DCコンバーターの次世代型を開発しました。現行30系プリウスに搭載されている部品に対し、重量を6割、体積を5割低減、部品点数も2割削減することに成功し、今年下期以降、安城工場で立ち上げ供給を開始する。トヨタ自動車TNGA推進・優秀賞を受賞した同製品を次期プリウス、アクアに搭載する予定に。ガソリン価格が下落し、北米を中心にHV市場の存在感が以前ほど高まりを見せておりませんが、同社はグループを挙げてHVの更なる高みを目指す。

ダイハツ6期ぶりに営業減益へ(2015/4/30)

ダイハツ工業は27日、2015年3月期連結決算を発表し、国内需要鈍化やインドネシアルピア安による為替差損等の影響により、6期ぶりの営業減益となりました。リーマンショック以降の軽自動車特需も落ち着き、インドネシア版エコカー減税も落ち着いた上の為替下落の影響をもろに受けた形。16年3月期に関しても、本邦軽自動車税の値上げや為替の影響で減益を予想するとのこと。米国利上げ開始に伴い、新興国等からの資金引き上げが続いており、米国の利上げがかいしされるまでは、新興国通貨にとって厳しい状況となりそうだ。