国内レクサス販売10周年(2015/5/21)

本邦でレクサスを販売し始めて今年で10周年を迎えるにあたり、2015年度のレクサス車国内販売計画を前年度比3割増の5万5千台に設定しました。9月に「RXシリーズ」を全面改良、10月には海外専用モデル「LXシリーズ」を改良し、本邦に初導入することで販売台数を増加させる狙い。またレクサスは値引きゼロ~数万円ということで、利益率も相当高いのが特長だ。

FCV用電池プラチナの挙動検証(2015/5/21)

トヨタ自動車は、燃料電池車(FCV)の触媒に用いるプラチナの挙動を、リアルタイムで検証出来る新たな試験手法を開発したと発表。プラチナは水素と酸素を化学変化させ電気を取り出す、燃料電池には欠かせないレアメタルで、この希少金属プラチナの長寿命化や使用量低減がFCV量産化の肝と言っても過言では有りません。またプラチナの産出国は南アフリカとロシアが大きく占めており、価格変動のリスクを多分に含むのが現状。そういう意味でも必要最小限のプラチナでFCスタックを開発出来るかが、量産化の鍵を握るでしょう。

NZ総量規制の余波(2015/5/20)

 昨年10月の黒田バズーカー第2弾により、真空地帯を作って急激に円安に振れたNZドルですが、高騰続く不動産市況を有る程度抑制する意味で、総量規制に近い政策を打って以降じりじりとNZドル安となっております。今後もNZ政府が強硬な抑制策をした場合や、関係の濃い中国経済の動向によっては、真空地帯を下る可能性も有るため注視すべきでしょう。他の通貨ももちろんですが、輸出台数が多いため中古自動車相場にも多大な影響を与える可能性も大と言えるでしょう。

1~3月GDP2.4%増へ(2015/5/20)

注目されていた1~3月期のGDPが発表され、事前予想の1%半ばを大きく上回る年率換算で2.4%の増加となりました。また名目成長率は7.7%増と、景気回復感が出て来たということで、本邦株式市場も順調に上昇してきております。ただ実際この隠れた功労者というのは、海外旅行者、とりわけ中国人旅行者の爆買いの影響が非常に大きいというのが有ると思います。中国国内では、まだ日本行きの順番待ちが相当積み上がっておりますから、そういう意味でも中国の経済動向には嫌でも注目が集まりそうです。