トヨタ自動車が21日、タイで小型ピックアップトラック「ハイラックス」をフルモデルチェンジし、同国内での販売を開始しました。当該モデルはIMV戦略車3車種の内の1つで、タイ国内はもちろん、新興国や発展途上国向けに生産・輸出する。タイ生産の同車は、世界で販売されるピックアップの7割を占める重要な拠点となっている。今後トヨタ自動車は、世界10ヶ国に新IMV車の生産国を拡げ、中長期的に年間120万台規模の生産を目指す。新型車はリーフスプリングとショックアブソーバーを改良、衝撃吸収性と振動減衰性を高め道路環境の悪い各国の事情に配慮した形。肝のエンジンは新開発の低速トルクと燃費を向上させ搭載、6速ミッションにより力強い走りと低燃費を両立させる。
自動車の安全性をテストして公表する「自動車アセスメント」の昨年度結果が公表され、今回は販売台数の多い20車種(兄弟車・OEM車を含む)をテスト、13車種が最高評価のファイブスターを獲得しました。詳細はウェブを公開しておりますので、御参照下さい。また今後、安全性テストの一環として、ASV(Advanced Safety Vehicle)の結果がより注目されると見ております。特に高齢者はもちろん、若年層の自動車に対しての見方は大きく変遷しており、燃費、環境負荷、安全性能をより重視する傾向が見られ、自動車メーカーの販促も変わる可能性も有ると思われ舞うs。
以前当サイトで自動ブレーキ等の先進安全自動車(ASV)に対して、保険料の値引きを実施するのではないかとレポートしましたが、この度国土交通省はASV車に対して自動車保険を割り引くことが出来ないか検討を始めたという事です。高齢者による事故が増加している昨今、それに伴う自賠責保険を含む保険料の値上げに対して、今後はASV車の購入を促すインセンティヴ政策として、新たな保険割引き制度が誕生する可能性も有るでしょう。
中国上海市場の上昇が止まりません、というか上昇ピッチが異常です。何度も伝えておりますが、信用取引残高が39兆円と日本の13倍、売買代金も20兆円(本邦は2~3兆円)という異常ぶりです。中国当局、政府系新聞、メディアまでこぞって株式上昇に加担しており、かなり行き過ぎ感が出ていると言っても過言では無いでしょう。ここまで信用取引が増加しているという事は、巻き戻しが有った場合の影響はかなり甚大で、本邦、いや世界が影響を受けますから、ここは注意報を出すべきと判断しました。