世界同時株高へ(2015/7/17)

とりあえず上海ショック、ギリシャショックが落ち着いたという事で、世界的に株高の様相を呈してきております。ただ今回の大幅下落は今後世界に、特に新興国や発展途上国に暗い影を落とすのは必至ですから、楽観するのは禁物です。後半は株式、為替に関して、より慎重に対処すべきだと思われます。最近経済の記事ばかり書いているという事は、それだけ今回の上海ショックが甚大だという事と思って下さい。株式市場を平然と閉鎖するくらいですから、今後も世界を驚かせることをしてくるでしょう。

中国4‐6月GDP成長率7%(2015/7/17)

注目されていた4~6月のGDPが中国国家統計局の発表で、7%成長だということです。実際中国経済に関して李克強指数を見るに、とても7%成長も果たせていないと、世界が見ている訳です。ただ今回の発表は意図的に引き上げられたもので無く、真の数字だと言い張っているところをみると、余計世界が懐疑的になっていることでしょう。株式市場の強制的に売買停止させたり、強権発動したり、株の買い支えあらゆる株価対策をしていますが、信用取引規模があまりにも膨大なため、長期に渡る低迷と調整は避けられないでしょう。

ギリシャSurrendered(2015/7/16)

注目されていたユーロの会合ですが、ギリシャの全面降伏という形で幕を閉じた感じになりました。借金したものの強みを生かし狡猾な駆け引きを演じたチプラス首相ですが、揺さぶりも空しく、欧州、特にドイツに屈しました。ただその後辞任したバルファキス元財務大臣が、大型バイクに跨り颯爽と記者の前から姿を消した映像に、何とも言えない漢字を受けたのは私だけでしょうか。

強い日本経済復活?(2015/7/16)

上海ショックというべきか、ギリシャショックというべきか、一時連れ安した本邦株式市場ですが、あっと言う間に戻してきております。ただ今回の下げで、日経平均を19,000円近くまで下げることに成功しましたから、今後の世界の株式市場は要注意だと思われます。特に外国人投資家比率が6割を超えている本邦株式市場は、売られだしたら止まりませんので、年後半はより慎重になるべきでしょう。