トヨタ自動車は先日、タイで乗用ピックアップトラック「フォーチュナー」の新型モデルを世界初公開しました。世界戦略車(IMV)3車種の内の2車種目で、ピックアップトラックの力強さとSUVの乗り心地を両立させ、ASEAN、オセアニア、中央アジア、アフリカ、中近東諸国への販売も強化する狙いだ。エンジンは、2,700㏄のガソリン、2,400㏄と2,800㏄のディーゼルを用意、タイ、マレーシア、インドネシア、ヴェトナムで生産を開始させる。本邦の導入は未定だが、デザインも優れており、日本での販売も面白い車両でしょう。
持病をや認知症を隠して運転したドライバーの重大事故多発の影響で、昨年6月1日に改正道交法が施行されましたが、この新しい法律下で「病状」による運転免許の取り消し・停止件数が1年前比で2.5倍にまで増加。また「質問票」で病状申告をしたドライバー数は、義務化前と比べて6倍以上に激増したとの事です。今後は申告を怠り事故を起こした場合、保険金が支払われないケースも出てくると思われ、自動車販売業者も注意が必要でしょう。
ホンダ技研工業は16日、小型セダン「グレース」に教習車を設定し、消費税込み179万円で販売を開始する。2010年まで販売していた「シビック」教習車の代替に4年半ぶりの販売となる。小型セダン「グレース」は、満を持して販売をした車両だが、販売実績は低迷を余儀なくされている。今後教習車仕様(CVTと5速マニュアル)を販売することで、販売台数のてこ入れを急ぐ。
トヨタ自動車によると、9日に発表した新型シエンタの事前受注が8日の時点で、すでに月販計画の2倍強に当たる1万5500台に達したと発表しました。エンジン別では、HV仕様が8100台、ガソリン仕様が7400台となり、軽自動車とノア・ヴォクシー・エスクワイア3兄弟の中間需要に見事に訴求出来た感じ。特に1500㏄HV仕様は、HV車としては完成形に近く、以前から提唱しているトヨタ小型SUV「RUSH」の後継を早急に作るべきだと思っています。2006年に販売を開始してすでに10年以上ほったらかしというのは、トヨタらしくないでしょう。ただトヨタがこのカテゴリーに新型車を出した場合は、「ヴェゼル」、「CX-3」、「ジューク」の販売にかなり影響を及ぼすのは必至でしょうが。