モンゴルでHVリサイクル調査へ(2015/11/26)

経済産業省は、モンゴルで自動車リサイクルに関する事業化調査に乗り出すと発表。モンゴルにおいて、近年優遇税制の追い風を受けてプリウスを中心としたHV車の輸入が増加し続けておりました。その増加したHV中古車が今後廃車された場合を想定し、本邦と同様のメインバッテリーやモーターの回収スキームの構築を思案する。現在業者用オークションで旧型の10系を始め、HV車に底値が付いているのはモンゴルの影響が強く、その輸出台数は、部品取りも含めると軽く年間3万台を超える。レアメタル、レアアースを効率化に回収出来る仕組みが出来れば、価格や供給の安定化に寄与するでしょう。

SUV・RVブーム再燃(2015/11/26)

昨年から何度もレポートしておりますが、世界中でSUV・RV車の販売が好調です。本邦を始め、北米、中国、アジア諸国等売れ筋のSUV・RV車を発売出来るかで、今後の販売成果が変わってくると思われます。北米は元々景気やガソリンの値段が下がれば、ピックアップトラック等のRV系の売れ行きが好調になる傾向が有り、その他の地域は実需のSUVやミニバンを含むRV車に人気が集まっており、販売台数が軟調と伝えられている中国も販売奨励金が受けられる車輌の他は、SUV・RV車の販売が伸長しております。中古自動車輸出に関しても、やはりSUV・RV車のアクセスは鉄板となっています。この傾向はしばらく続くでしょう。

図柄ナンバー条件緩和へ(2015/11/25)

国土交通省は、2017年半ばから交付を始める「図柄入りナンバー」に地元プロ野球球団やサッカーチーム等のロゴを認める方針だ。このロゴに関して、特定企業の営利活動の観点から見送られる予定でしたが、今回一転条件を緩和すると発表。今後近年ブームの「ゆるキャラ」等が対象になり、使用権等の調整を考える必要性が出てきそうだ。来年秋以降地方自治体から申請を受け付け、2017年央にも交付を始める予定。

(一部日刊自動車新聞)

三菱新型車投入計画見直しへ(2015/11/25)

三菱自動車は2016年にSUV「RVR」の投入を計画していたが、開発目標を達成出来ないことが判明、このため現行RVRのプラットフォームを活用し、1クラス上の小型SUVを2017年に投入する予定。現行RVRのフルモデルチェンジは、当初の計画より3年程度遅延する見通し。同社はSUVとEVに開発を注力していることから、2016年に投入するRVRの次期モデルは戦略車となる予定だった。しかし開発担当者が、車輌軽量化目標が達成出来ない見通しとなったことを報告しなかったのが、最近明らかになり今回の発表に至った経緯である。何度も言うようですが、三菱はSUV・RVに特化して、小型ディーゼル及びPHEVディーゼルにも注力すべきでしょう。また本邦で「RVR」という車名は変更した方が良いでしょう。