米国販売本邦5社でマイナス(2016/6/15)

米国での5月の販売台数が出揃い、5社で販売がマイナスへ転じました。好調に推移していた米国自動車販売ですが、ここ最近の販売台数が頭打ちになっており、その影響を受けた本邦自動車メーカーの販売も軟調に推移しました。米国自動車販売はサブプライムオートローン問題も含んでおり、このまま絶好調が続くとは思えない今日この頃です。サブプライムオートローンに関しては、中々情報が挙がって来ませんので、情報が入り次第逐一レポートしたいと思っております。

2016年5月米国自動車販売実績及びシェア

トヨタ:219,339(-9.6)14.2(-0.6)

ホンダ:147,108(-4.8)9.6(+0.1)

日産:133,496(-1.0)8.7(+0.5)

富士重:50,083(+1.1)3.3(+0.3)

マツダ:28,328(-4.3)1.8(±0)

三菱:9,025(-5.7)0.6(±0)

カッコ内前年同月比増減率%

(日刊自動車新聞データ)

2016年5月乗用車メーカーシェア(2016/6/15)

2016年5月乗用車メーカー販売実績及びシェア

1位:トヨタ 108,399(+10.6) 32.7(+3.5)

2位:ホンダ 48,736(+4.5)14.7(+0.8)

3位:スズキ 46,256(-6.6)13.9(-0.9)

4位:ダイハツ 38,788(+6.3)11.7(+0.8)

5位:日産 28,679(-26.2)8.6(-3.0)

6位:マツダ 13,429(-33.0)4.0(-2.0)

7位:富士重 10,204(+10.8)3.1(+0.4)

8位:三菱 2,766(-51.4)0.8(-0.9)

カッコ内前年同月比増減率%

トヨタグループシェア51.5%、日産・三菱連合シェア9.4%

(日刊自動車新聞より)

ベンガルのベンツ改良(2016/6/14)

2か月前にレポートしましたベンガルのベンツこと、「プレミオ」、「アリオン」、昨日13日に高級感とスポーティイメージwp付与した大幅な衣装変更に加え、安全装備を充実させました。フロント廻りからサイド、ランプ等のエクステリア、インパネ周りを中心としたインテリアを変更し、「トヨタセーフティセンスC」や「インテリジェントクリアランスソナー」を標準装備しました。月販目標は1千台となっていますが、発表後の反応を見る限り、しばらく順調に販売を伸ばす可能性が有るでしょう。

新型フリード9月にも投入(2016/6/14)

田技研工業は、9月にも小型ミニバン「フリード」を約8年ぶりに全面改良する見通しだ。小型で有りながら上質感を前面に押し出し、同セグメント最大のライバル「シエンタ」との差別化を図る。ハイブリッドシステム「i-DCD」の改良型を搭載し、大人6人が乗ってもパワフルな走行性能と環境性能の両立を狙い、リッター25~30Kmを見通す。新型フリードは当初2015年も予定しておりましたが、問題の「i-DCD」の改良と熟成に時間を掛けるため、2016年後半にまでずれ込んでいる。小型トール系ミニバン部門では、新型「シエンタ」が他の追随を許さないくらい販売を伸ばしている。この新型「フリード」の投入で、この牙城を崩せるかどうか、見物となっている。

(日刊自動車新聞より)