bB後継車6系列併売へ(2016/8/18)

トヨタ自動車とダイハツ工業は、11月に投入する「bB」の後継モデルのワゴンタイプ新型車を、トヨタ4系列+ダイハツとスバルの計6系列で併売することとなりました。トヨタがスバルにOEM供給していた「トレジア」の生産終了に合わせ、スバルのBセグメント登録小型車が消えており、それを埋め合わせる形でスバルに、トヨタは当初、4系列併売での協議は難航しておりましたが、最終的に各4系列のラインナップ拡充を図るということで、全系列販売に決定した模様。ダイハツも軽自動車販売が低迷する中、国内生産の下支えとして、6系列での販売は歓迎したいところでしょう。

(一部日刊自動車新聞より)

米国FOMC議事録発表後円高進む(2016/8/18)

7月に開催された米国FOMCの議事録が発表され、注目されている利上げに関して意見が割れてきております。この議事録の内容を受けて、ドル円は再び100円を割り99円台半ばまで円高が進行しております。浅川財務官から再び口先介入発言が出たり、日銀・財務省・金融庁の3者で意見交換会が始まったりと、様々なパフォーマンスを実行しております。もちろん市場は全く無反応で、行きつくところまで行ってやろうという感じで、ドル売り円買いを進めている状況です。目先は8月25日からワイオミング州・ジャクソンホールで開催される経済シンポジウムでの、ジャネット・イエレンFRB議長の発言が嫌でも注目されると思います。

口先介入(2016/8/10)

日銀金融政策決定会合後のドル売り円買いを受けて、麻生大臣・黒田総裁会談、財務次官の円高けん制発言、岩田日銀副総裁の緩和継続発言と、様々な場所で口先介入が行われております。しかし市場は無反応、さらに米国の要人からは怪訝な発言が相次いでおります。先のレポート通り、ドルインデックスがここ数年高止まりしているこの状況下で、3年以上に渡る常軌を逸した量的緩和を容認し続けるとは思えず、米国が好景気による利上げが続くことによるドル高・円安に縋るしかないかもしれません。ましてや為替介入は、余程の急激な為替市場の変動が無い限りは、まず無理だと思った方が良いでしょう。

ドル円再び100円台に(2016/8/10)

ドル円が再び100円割れを狙う展開になっております。日銀金融政策決定会合後に仕掛け売りや仕掛け買いをされる、いわゆるアルゴリズム取引きが今回も行われ、ドル円で100円割れを目指して動いております。ただ米国2回目の利上げ説がNY連銀総裁から出されたりしておりますので、割ったとしても一時的な動きになるでしょう。ドル円に際しては、8月のジャクソンホールでのジャネット・イエレン議長の発言が注目を集めるでしょうし、それまでは100円~105円のボックス相場が続くと思われます。政府や日銀は、円安に誘導したいでしょうがドルインデックスがここまで高止まりしている現状では、米政府は容認しないと思います。