本日発売された「ジェイド」ですが、3列シートやトランクスペースを十分に確保するため、ハイブリッドの基幹であるIPU(Intelligent Power Unit)をセンターコンソール内に収めることに成功しました。IPUはリチウムイオンバッテリーに加えて、バッテリーとモーターを制御するPDU(Power Drive Unit)、そしてバッテリーを冷却するファンで構成されており、従来のシステムはトランクフロア下部に配置されていました。今回センターコンソールに配置したことで、側面衝突の衝撃に対応させるために、超高張力鋼板(超ハイテン材)を採用。これによりスペースを最大限生かしつつ、強度の確保とバッテリーの冷却性能を両立させることに成功。またハイテン材の採用とともにリブを設け、これによりバッテリー冷却専用ダクトを配置させ、リチウムイオンバッテリーを均等に冷却することも可能としました。限り有るスペースを最大限に利用するのは、さすがホンダでしょう。

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