キプロスは1960年にキプロス共和国としてイギリスから独立するが、ギリシャ系住民とトルコ系住民との対立化が激化して1974年に南北に分断された。キプロス島の南側は主にギリシャ系住民が住む地域、北側は主にトルコ系住民が住む地域に分かれている。1983年にトルコ系住民が住むキプロス島北部の約37%の地域を北キプロス・トルコ共和国として独立を宣言するが、独立国家として承認しているのはトルコ共和国のみで、国際的には独立国家としては認められていない。日本から中古車を輸出する場合は、それぞれルールも違うので南キプロス、北キプロスで区別して別の国として考えて取り組んだほうがわかりやすいでしょう。

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国別月間中古車輸出台数

【データ】

  南キプロス 北キプロス
言語 ギリシャ語、英語  トルコ語、英語
民族 ギリシャ系 トルコ系
宗教 ギリシャ正教 イスラム教
首都 ニコシア  レフコシャ(ニコシア)
人口 約847,000人 (2014年) 公式なデータがなく不明
通貨 ユーロ トルコリラ
国際電話の国番号 +357 +90 392
インターネット普及率 75.90% (2016) 不明
ハンドルの向き
主な港 LarnacaLimassol Famagusta
税関リンク  

 

【中古車輸出のルール及び輸出検査】

  南キプロス 北キプロス
年式規制 5年 3年
輸出検査 なし なし
注意事項 南キプロスはLarnaca、LimassolにRORO船が寄港するが、北キプロスの港にはRORO船が寄港しないため、北キプロス向けに輸出する車両はコンテナ船での輸送手配が必要。北キプロス向けの車両を南キプロスの港に船積みすることはないので輸送費の計算には注意しましょう。

 ザンビアの主要産業は銅の輸出で、銅の価格と生産量がこの国の景気動向に大きな影響を与える要因となっている。ザンビアへの中古車輸出台数は、2013年の22,739台をピークに減少を続け、2016年は5,893台(29位)、2017年は7,320台(28位)、2018年は7,994台(27位)と年間6,000~8,000台程度の輸出台数で推移している。ザンビアへの中古車輸出には輸出前にJEVIC検査を受ける必要がある。

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【データ】

言語 英語 (公用語)、ベンバ語、チェワ語、トンガ語など
民族 トンガ族、ベンバ族、チェワ族など。
宗教 キリスト教が約80%、そのほかイスラム教、ヒンドゥー教、伝統信仰
首都 ルサカ (Lusaka)
最大都市 ルサカ (Lusaka)
人口 16,590,000人 (2016年)

主要貿易品目

輸出:銅、コバルト、タバコ、皮革類、綿花、コーヒーなど (2015年)
輸入:機械類、輸送用機器、石油製品、電力、肥料、食料、衣類等 (2015年)
主要貿易相手国  輸出:スイス、中国、コンゴ (2016年)
輸入:南アフリカ、コンゴ、クェート (2016年)
通貨 ザンビア・クワチャ
国際電話の国番号 +260
インターネット普及率 27.85% (2017年)
ハンドルの向き
主な港 海のない内陸国のため、タンザニアのダルエスサラーム (Dar es Salaam)、または南アフリカのダーバン (Durban)がゲートウェーとなります。
税関リンク Zambia Revenue Authority

 

【中古車輸出のルール及び輸出検査】

年式規制 なし
輸出検査 JEVIC検査
注意事項

 マルタ向けの中古車輸出台数は、2014年は5,108台(33位)、2015年は6,136台(36位)、2016年は4,831台、2017年は4,851台(35位)と推移しており、毎年一定の台数の中古車がマルタに輸出されている。マルタ向けに中古車を輸出するにはVCA検査、JEVIC走行距離検査を受ける必要があります。

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国別月間中古車輸出台数

【データ】

言語 マルタ語 (公用語) 、英語 (公用語)
民族
宗教 カトリック
首都 バレッタ (Valleta)
最大都市 ビルキルカラ (Birkirkara)
人口 430,000人 (2016年)
主要貿易品目 輸出:鉱物燃料・潤滑油、産業機械、加工品、薬品等
輸入:鉱物燃料・潤滑油、産業機械、薬品、食品等
主要貿易相手国 輸出:アメリカ、ドイツ、フランス、シンガポール、日本
輸入:イタリア、カナダ、ドイツ、イギリス、フランス
通貨 ユーロ
国際電話の国番号 +356
インターネット普及率 80.07% (2017年)
ハンドルの向き
主な港 バレッタ (Valleta)
税関リンク

 

【中古車輸出のルール及び輸出検査】

年式規制 なし
輸出検査 VCA検査、JEVIC走行距離検査
注意事項 VCA検査は車両がモデルリポートに登録されたオリジナル状態であるか確認をする検査です。社外品のテールランプやその他改造がある場合は純正部品への交換が必要となります。

 U.A.E.は中古車の消費地というよりは、アラブ諸国およびアフリカへの物流ハブとして機能している。近隣諸国および東アフリカからU.A.E.に集められた中古車を買い付けに来て、それぞれの国へと輸出される。また、左ハンドル車の国にはここで右ハンドルの日本車を左ハンドルへコンバージョンして輸出されており、日本車のハンドルコンバージョンのノウハウが確立されている。日本からU.A.E.への中古車輸出台数は2014年は112,827台(3位)、2015年は136,212台(2位)、2016年は151,001(1位)、2017年は144,323台(1位)で、毎年、日本から輸出される中古車全体の10%程度の台数を占める大きなマーケットだ。

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【データ】

言語 アラビア語
民族 アラブ人
宗教 イスラム教
首都 アブダビ (Abu Dhabi)
最大都市 ドバイ (Dubai)
人口 9,270,000人 (2016年)
主要貿易品目 輸出:原油、天然ガス、原油製品、再輸出品 (金、電化製品等)
輸入:自動車、機械、電化製品
主要貿易相手国 輸出:イラン、インド、EU、イラク、サウジアラビア (2015年)
輸入:EU、中国、アメリカ、インド、日本 (2015年)
通貨 UAEディルハム
国際電話の国番号 +971
インターネット普及率 94.82% (2017年)
ハンドルの向き
主な港 アブダビ (Abu Dhabi)、ジュベル・アリ (Jebel Ali
税関リンク
 

【中古車輸出のルール及び輸出検査】

年式規制 なし
輸出検査 なし
注意事項