東南アジア全域にサービス網をもつ船会社のワンハイラインズ(株)が2014年9月から興味深いサービスを始めている。それは沖縄の那覇港と台湾をつなぐコンテナ船の定曜日サービスで、高雄経由で東南アジア、中東の主要港まで輸送することが可能となっている。

 沖縄の中古車相場は、関東、関西、名古屋の主要オークションの相場価格と比較して一般的に10万円ほど安いと言われており、その理由は中古車の主な買い手である貿易業者が輸出のために主要港の神戸・大阪まで輸送する国内輸送費を考慮して車両価格を安めに買う必要があるというのが一因だが、沖縄の那覇港からコンテナ船で直接輸出できるとしたら、神戸・大阪までの物流コストをカットすることで、商品としての価格競争力が出てくる可能性が考えられます。沖縄は観光用のレンタカーの入れ替えで定期的にコンパクトカーがまとめて中古車市場に出てくるため、那覇港でコンテナのバンニングをして中古車を輸出する仕組みができるとコンパクトカーのニーズのあるマーケットには有効であるように思われます。

 ワンハイラインズ(株)の高雄トランシップで対応できる主な仕向け先はSingapore, Port Kelang, Hong Kong, Laem Chabang, Jakarta, Colombo, Manila, Karachi, Jebel Ali などでアジア全域の主要港向けの輸送に対応をできるとのこと。このサービスの詳しい情報は、下記のワンハイラインズ(株)のご担当者までお問い合わせください。

ワンハイラインズ(株)

担当:清水氏

TEL:03-5511-1564

 

 

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