2016年6月中古自動車輸出実績ベスト30(2016/8/5)

2016年6月中古自動車輸出台数ベスト30

1位:U.A.E. 12,862(+16.6)

2位:ニュージーランド 11,123(-1.7)

3位:ミャンマー 10,727(-22.3)↘

4位:チリ 6,985(+28.0)

5位:ケニア 4,842(-38.8)

6位:ロシア 4,742(-12.9)

7位:パキスタン 4,537(+37.8)

8位:モンゴル 3,582(-2.0)

9位:フィリピン 3,344(+28.7)↗

10位:タンザニア 2,863(-14.4)↘

11位:ジョージア 2,814(+44.3)↗

12位:南アフリカ 2,799(-23.3)

13位:シンガポール 2,690(+128.2)↗

14位:バングラデシュ 2,039(-21.7)↘

15位:スリランカ 2,019(-63.9)

16位:ジャマイカ 1,997(+56.3)

17位:マレーシア 1,814(-20.3)↘

18位:ウガンダ 1,798(-16.1)

19位:フィジー 1,311(+49.5)↗

20位:アフガニスタン 1,139(+674.8)

21位:ボツワナ 823(-26.6)↘

22位:モザンビーク 805(-63.4)→

23位:ドミニカ共和国 766(+111.0)↗

24位:イギリス 746(-2.0)

25位:タイ 704(42.8)

26位:モーリシャス 682(+7.7)↗

27位:キプロス 657(-7.5)↘

28位:パラグアイ 648(+31.2)

29位:香港 647(-44.1)↘

30位:トリニダード・トバゴ 638(-61.8)↘

カッコ内前年同月比増減率%

矢印前月比順位変動指針

曙ブレーキ、電動ブレーキ参入へ(2016/8/4)

曙ブレーキ工業は、2019年を目途に電動パーキングブレーキ(EBP)を開発、実用化に動き出す。すでにEBPの主要な構成部品であるモーターギアユニットなどのハードウェアの開発を完了しており、今後はソフトウェアの開発を加速化させる。EPBはすでに多くの部品メーカーが手掛けており、差別化が求められており、同社では他社の参入が少ないドラムブレーキに重点を置き、軽自動車や大型車向けで実用化を目指す。現在EBPはディスクブレーキが主流で、アドヴィックス、ZF・TRW、コンチネンタルなどが手掛けており、対してドラムブレーキではアドヴィックスが製品化、日信工業やコンチネンタルが2017年に市場投入を計画している状況。昨年本邦での電動パーキングブレーキ(EBP)の普及率が、欧州と比較して格段に低いとレポートしましたが、ようやく本邦の電動パーキングブレーキ(EBP)普及が加速しそうな気が致します。

(一部日刊自動車新聞より)

軽自動車新車販売19ヵ月連続前年割れ(2016/8/4)

軽自動車の新車販売は、前年同月比2.2%減の41万5606台となり、3ヶ月連続のマイナスとなりました。三菱自動車による燃費性能試験の不正による、日産や三菱の大幅減が有ったとはいえ、軽自動車に関しては依然厳しい状況となっています。軽自動車はいわゆる庶民の足的な車輌で、これが落ち込んでいるということは日銀が妄言しているような、景気の底堅い動きは「無い」と言える裏返しだと思います。需要の先食い、高齢ドライバーの免許返納、軽自動車税の問題など、しばらくは厳しい状況が続きそうです。軽自動車は中古自動車として輸出される車種・国がかなり限定されるため、今後市場に大量に出てきた場合のことも思案すべき時期に来ているのかもしれません。

ヴェゼル祭り終焉の匂い(2016/8/3)

日本で人気を博しましたホンダ「ヴェゼル」、海外でもSUV人気の流れに乗って業界向けオークションでセンセーショナルな価格を付けて参りました。当初はスリランカ向け「ヴェゼルHV」、第2弾はシンガポール向け「ヴェゼルHV&ガソリン」で、新車より高値で取引されるという、需要に供給が追いつかない状況が続いておりました。しかし昨年のスリランカの関税引き上げ、BREXITによる円高というよりポンド安によって、とうとう終焉を迎えたと思われます。「ヴェゼル」シンガポール向けに関しては、今までのようにタイ生産の「HR-V」から「ヴェゼル」の併売も始めましたから、そういう意味でもかなり厳しいと思います。在庫を抱えている方は、小売りかオークションでの損切りを急ぐ必要が有ると思われます。