中古建設機械の販売も復調(2013/11/5)

 商用車だけで無く、中古建設機械も復調の兆しです。リーマンショック以降、中古建設機械だけに絞ると停滞を余儀なくされておりましたが、昨年からロシア、一部アフリカ、UAE、中国、そして今年に入り日本国内でも需要が増加しております。前回レポートの需要ももちろんですが、安倍政権の国土強靭化政策、そして自然災害の増加で商用車、建設機械の需要は相当な数に上っております。それを指し示す証拠として、建設用資材の高騰、人件費の高騰で、地方の公共工事は入札不調が相次いでいるそうです。談合問題や国家財政の問題で、激減していた仕事の埋め合わせで、今までは赤字でもやらざるを得なかった公共工事などですが、現在は風向きも変わり利益を取れる仕事しかしないという事です。建設業界特需はしばらく続きそうです。

(ブコビッチ)

 

中古車輸出好調持続(2013/11/4)

 2008年9月のリーマンショック、2011年3月の東日本大震災などで落ち込んでいました中古車輸出ですが、2012年はミャンマーの中古車輸出が牽引、今年はソチオリンピック特需のロシア、ミャンマー、円安の影響でアラブ首長国連邦、ニュージーランド、アフリカ各国が大きく躍進し、2年連続年間輸出100万台超えが確実となりました。ただこの数値には、ハーフカット、ノーズカット、部品取り用丸車、“いわく車”は含まれておらず、実際の台数は1.5倍以上に上ります。 税関統計報告で年間100万台が、中古車輸出が順調かどうかの目安基準なので、来年以降更なる円安が進んだ場合台数の増加も見込めそうです。ただ今後は、国内で販売絶好調な軽自動車の輸出先を見つけるのも、一つの生き残り戦略となるでしょう。リーマンショック以降、ハイブリッド車と軽自動車の伸びが著しいので、数年先の軽自動車輸出先の模索は一つのビジネスチャンスかと思います。

(ブコビッチ)

アルファード・ヴェルファイアに特別仕様車(2013/11/2)

 ホンダオデッセイのフルモデルチェンジに呼応するかのように、大型ミニバンの王者トヨタ自動車が、アルファード・TYPE GOLD II、ヴェルファイア GOLDEN EYES IIを特別仕様車として投入致しました。皆様御周知の通り国内はもちろん、中古自動車としての海外のニーズが恐ろしく高いアル・ヴェルで、特にパワーバックドア、100V電源ソケット付で価格を30万円ほど下げ、オデッセイ、エルグランド、D5の顧客の取り込みを狙います。2008年にFMCをし、リーマンショック後の経済の冷え込み、東日本大震災や放射能問題が有ったにも関わらず、すでに5年間で30万台以上を市場に送り続けてきました。トヨタ自動車も高級大衆ミニバンの玉座をそう易々と他社に渡す訳にはいかないでしょう。女房を質に入れても、ツインムーンルーフは付けましょう(笑)

(ブコビッチ)

 

新型ハリアーの受注が好調(2013/11/2)

 ハリアーのバックオーダーが止まりません。新規オーダーに関して3月納車に間に合うかどうかというくらい、オーダーが入っております。元々一般大衆車では無いカテゴリーで、生産体制は完璧を期して若干遅めなのですが、それを鑑みても予想以上のオーダーが入っているそうです。昨年までのハリアー、RAV4、ヴァンガード等のRVカテゴリー入れ替えももちろん、他車からの入れ替え、新規エグゼクティブ層からの注文も相次いでいるそうです。嫌みの無い高級感の有る大衆車カテゴリーで、ハリアーの栄光はしばらく続きそうです。ハイブリッド比率ですが、ハリアーオーダーの3割以上がハイブリッドを選択しているとの事で、前回のハリアーハイブリッドの販売が予想以下でしたので、今回は始めから順調の滑り出しでは無いでしょうか。リセールバリューも期待出来そうです。

(ブコビッチ)