貯まり続ける自動車リサイクル預託金(2015/5/13)

自動車リサイクル法が2005年1月から施行されておりますが、現在支払った預託金の内100億円以上が余剰しております。これは部品取り等でスクラップされず海外へ輸出されるケースが多いため、年々剰余金が積み増されて100億円を超えているとの事。今後はリサイクル料金の割引きや、現在かなり手間となっている輸出業界のリサイクル料金返還の簡素化をしてもらいたいものであります。

タカタ特損586億円(2015/5/12)

タカタは8日、一連のエアバック大量リコール対応に関連する特別損失を、前回予想から50億円上乗せして、586億円計上しました。弁護士費用、コンサルティング費用、ロビー費用を追加し、増額となった。さらに集団訴訟も噂されているため、この問題の余波はまだまだ続きそうです。エアバック世界2位という本邦メーカータカタ、何とか頑張って立ち直ってもらいたいものです。

スバル、米国生産能力増強へ(2015/5/12)

 注文に生産が追い付かない状況が続く富士重工業(スバル)、問題解決のため米国での生産能力を前倒しで増強すると発表。特に絶好調の北米市場において、2020年に60万台の販売目標としていたものを、4年前倒しで16年3月期に達成を予定。売上台数の8割を海外、特に絶好調な北米市場だけでも売上台数の6割以上を占める大事なマーケット。北米工場を増強させることで、販売台数の増強を図り、利益を獲得する狙いだ。

スバル、3期連続で過去最高益(2015/5/12)

 富士重工業(スバル)は8日、2015年3月期連結決算で全ての利益項目が3期連続で過去最高となりました。本邦では、軽自動車の大幅減に足を引っ張られる形でマイナス10.4%になりましたが、20%前後のプラス成長した北米、中国が大きく寄与した形に。売上高2兆8779億円(+19.5%)、営業利益4230億円(+29.6%)、利益2619億円(+26.7%)、16年3月期も引き続き好調な北米市場の寄与を想定して、15年3月期を上回る想定に。