変調を来している商品市況(2015/11/27)

チャイナショック以降混乱が続く世界経済ですが、中国の影響が甚大な商品市況も同様に冴えません。世界需要の50%近くを占める中国の影響で、6年半ぶりの低水準に、その他アルミニウム、鉛、ニッケル等も冴えず、CRB指数は、2002年11月以来となる13年ぶりの安値となっています。現在業者用オークションで玉集め用として、買取りを実施していますが、今後買取り価格の見直しや場合によって買取り中止もあるかもしれません。

モンゴルでHVリサイクル調査へ(2015/11/26)

経済産業省は、モンゴルで自動車リサイクルに関する事業化調査に乗り出すと発表。モンゴルにおいて、近年優遇税制の追い風を受けてプリウスを中心としたHV車の輸入が増加し続けておりました。その増加したHV中古車が今後廃車された場合を想定し、本邦と同様のメインバッテリーやモーターの回収スキームの構築を思案する。現在業者用オークションで旧型の10系を始め、HV車に底値が付いているのはモンゴルの影響が強く、その輸出台数は、部品取りも含めると軽く年間3万台を超える。レアメタル、レアアースを効率化に回収出来る仕組みが出来れば、価格や供給の安定化に寄与するでしょう。

SUV・RVブーム再燃(2015/11/26)

昨年から何度もレポートしておりますが、世界中でSUV・RV車の販売が好調です。本邦を始め、北米、中国、アジア諸国等売れ筋のSUV・RV車を発売出来るかで、今後の販売成果が変わってくると思われます。北米は元々景気やガソリンの値段が下がれば、ピックアップトラック等のRV系の売れ行きが好調になる傾向が有り、その他の地域は実需のSUVやミニバンを含むRV車に人気が集まっており、販売台数が軟調と伝えられている中国も販売奨励金が受けられる車輌の他は、SUV・RV車の販売が伸長しております。中古自動車輸出に関しても、やはりSUV・RV車のアクセスは鉄板となっています。この傾向はしばらく続くでしょう。

図柄ナンバー条件緩和へ(2015/11/25)

国土交通省は、2017年半ばから交付を始める「図柄入りナンバー」に地元プロ野球球団やサッカーチーム等のロゴを認める方針だ。このロゴに関して、特定企業の営利活動の観点から見送られる予定でしたが、今回一転条件を緩和すると発表。今後近年ブームの「ゆるキャラ」等が対象になり、使用権等の調整を考える必要性が出てきそうだ。来年秋以降地方自治体から申請を受け付け、2017年央にも交付を始める予定。

(一部日刊自動車新聞)