2014年11月中古自動車国別輸出台数ベスト20 (2015/1/15)

2014年11月度中古自動車国別輸出台数ベスト20

1位・・・ミャンマー 14,611台 (+25.6)

2位・・・ニュージーランド 9,395台 (+17.4)

3位・・・U.A.E. 9,240台 (+11.2)

4位・・・ケニア 8,963台 (+7.9)

5位・・・ロシア 8,322台 (-37.7)

6位・・・南アフリカ 5,534台 (+19.0)

7位・・・チリ 5,308台 (-26.6)

8位・・・ジョージア 4,609台 (+94.6)

9位・・・スリランカ 3,977台 (+268.6)

10位・・・パキスタン 3,642台 (+24.6)

11位・・・キルギス 3,516台 (+24.0)

12位・・・タンザニア 3,380台 (+5.7)

13位・・・モンゴル 2,972台 (+7.3)

14位・・・モザンビーク 2,420台 (+51.5)

15位・・・ウガンダ 2,413台 (+6.7)

16位・・・フィリピン 2,279台 (+2.9)

17位・・・マレーシア 2,161台 (-18.0)

18位・・・バングラデシュ 1,940台 (-7.6)

19位・・・ザンビア 1,525台 (-19.6)

20位・・・トリニダード・トバゴ 1,514台 (-0.9)

カッコ内前年同月比%

相変わらず好調持続のミャンマーマーケット、年間1位は確実となっております。その他目を引くのがやはりスリランカ向け輸出で、輸入評価額の見直しや関税基準額の減額による影響で大幅増となりました。12月末から1月始めは大統領選挙の様子見で若干鈍りましたが、新大統領に移行して再び戻り基調となっており、今年もスリランカマーケットは経済が好調なだけに期待が持てそうです。一方ルーブル安によるインフレが加速しているロシアは、対前年比で37.7%減という大幅減に見舞われ、今後も厳しい可能性が高いと思われます。

(中古自動車輸出組合データより)

 

ロシアルーブル再び安値に(2015/1/14)

 先月16日オーバーシュートして1ドル78ルーブルにまで下落したロシア通貨、その後平静を取り戻す形で1ドル50ルーブル前後で推移していた為替市場で、再びルーブル売りが進んで現在1ドル66ルーブルの安値になっております。先月末ロシア財務大臣のルーブル危機終息宣言から1ヶ月も経たない内に、再び下落という事態になっております。ロシア株価指数(RTS)も578ptから864ptまで持ち直しましたが、こちらも現在735ptと下落トレンドを形成。そんな最中、ロシア5年物国債の金利が17%を超えてきており、当局は国債の入札を延期すると発表しました。5年物国債の金利が0%の本邦に対してロシアは17%超と、こちらも厳しくなってきています。当サイトでレポートした通り、今年のリスクはロシア、欧州、ハイイールド債券ということになるかもしれません。

オーストラリアで関税撤廃発動 (2015/1/14)

 今月15日に発効する日豪経済連携協定(EPA)により、本邦からの輸入車へ賦課されている関税(5%)が撤廃されますが、日系自動車メーカー各社をそれを前倒しして豪州国内での販売価格の値下げを決めております。6日に値下げを発表したトヨタ自動車に続きマツダ自動車、富士重工業(スバル)も追随する。マツダ3(アクセラ)などの主力車種を最大A$963(9万円2570円)、マツダ6(アテンザ)・CX-5・CX-9をA$403~963(3万8740円~9万2570円)、ディーゼル仕様はA$268~347それぞれ値下げを決定。(ディーゼル仕様は値下げ幅がガソリン車より少なくなっていますが、向こう数年で関税がさらに低くなった時点で、改めて価格を見直す予定)

 スバルはフォレスター等最大A$1000(9万6130円)を値下げする。その他、三菱自動車はすでに昨年から値下げを実施しているために今年度の値下げは予定しておらず、日産自動車やスズキ自動車は現在検討中となっております。

 ホンダ技研工業は、豪州国内で販売されている車種のほとんどがすでにタイ生産モデルとなっており、今回のEPAによる関税の撤廃の恩恵を受けられず、日豪EPAに則した値下げは計画していないそうです。

(一部日刊自動車新聞より)

 

 

VW世界販売台数1千万台突破へ(2015/1/14)

フォルクス・ワーゲン(VW)は12日、2014年通年のグループ全体の世界販売台数が前年比4.2%増の1014万台となり、初めて1千万台を突破したと発表しました。今回の1千万台突破は、同社の当初目標を4年前倒しでの達成で、今後発表を予定しているトヨタ自動車やゼネラルモータースと接戦となる見込み。VWグループの急成長の源泉は、言わずもがな中国市場で、2014年の同市場での販売台数前年比12.4%増の368万台と世界販売台数の1/3を超過するほどの売れ行きです。同社は1980年代から他社に先駆けていち早く中国に進出し、現地での生産体制や販売網を築いてきた結果が実を結んだ格好で、また同国地方部の反日教育も追い風となった模様。

(一部日刊自動車新聞より)