消費税増税へ暗雲 (2014/10/22)

7~9月のGDPの結果によって来年10月からの消費税増税を決定する訳ですが、百貨店売上高やコンビニ売上高が4月から6ヶ月連続のマイナス、鉱工業生産指数の鈍化、マンション販売もリーマンショック時並みの落ち込みなど、枚挙に暇が有りません。閣僚やマスコミなどは天候不順が影響したと発言しておりますが、どう考えても反動減の影響が大きいと思われます。実際百貨店やコンビニの顧客は大型雑貨店や量販店に流れている訳で、そちらの業績は逆にアップしております。

さすがに安倍首相もフィナンシャルタイムズのインタビューで、更なる増税で経済が失速しては本末転倒だという趣旨の発言をしており、また米国の財務長官からも消費税増税の先送りを促すような発言も出て参りました。11月17日前後に7~9月のGDPが発表されますし、その前段階として今月31日に日銀黒田総裁からどのような発言・発表が有るか要注目でしょう。

イモビカッター対策品(2014/10/21)

 近年盗難防止対策でイモビライザーを装着する車輌が増加しておりますが、反面そのイモビライザーを無効化する通称「イモビカッター」と呼ばれる商品が横行しているのを受け、愛知県半田市のキラメック社がこの度、盗難を防止する装置「イモビカッターキラーRS200H」を20日に発売しました。全国の量販店やトヨタ自動車の販売店販売される。当該製品は車輌のコンピューターを常時監視し、イモビカッターを検知すると無効化してクラクションを鳴らす世界初の機能を搭載、年間1万個の販売を目標としているとのこと。同社の製品はこれまでの対策品と異なり、OBD IIの配線を切断する必要が無く、点検時も解除操作が不要。またクラクションを発する製品の別購入も不要で、専用ハーネスが付属しており取り付け作業を簡素化しております。適応車種はイモビライザーを搭載したトヨタ自動車製の車輌に。

(一部日刊自動車新聞)

ソニー車載向けイメージセンサー開発へ(2014/10/21)

ソニーは、夜間でも高画質でカラー映像が撮影出来る車載カメラ向けCMOSイメージセンサーを開発、来月からサンプル出荷を開始すると発表しました。開発品は、高効率で光を電子に変換するフォトダイオードを採用するとともに、電圧への変換効率も高めた回路を搭載し、従来比2倍となる世界最高の感度を実現。電気信号を75dbまで増幅するプログラマブル・ゲイン・アンプを搭載、闇夜に相当する0.005ルクスの照度でも高画質にカラー撮影が可能。従来より露光時間を拡張できるワイド・ダイナミック・レンジ方式に対応、イメージ・シグナル・プロセッサーと組み合わせることで、低照度領域での画質を改善可能にしました。また近赤外領域の光への感度を向上しており、近赤外用LEDを照射しながら撮影した場合の被写体の認識精度を高められるとのこと。近年のソニーは業績が芳しくなく、本社ビルを売却するなど暗いニュースが多かったですが、今後世界的に需要が高まる車載カメラ、監視カメラ、定点観測用カメラ、災害対策用カメラなど、技術のソニーを復権させてもらいたいもであります。

(一部日刊自動車新聞)

特許資産 トヨタ連続首位 (2014/10/21)

パテント・リザルトが20日発表しました「自動車メーカー特許資産規模ランキング」によりますと、1位のトヨタ自動車、2位ホンダ技研工業、3位日産自動車となり前年と変わらない結果となりました。このランキングは2013年4月から2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、注目度を得点化して評価し、自動車メーカーごとに総合得点を集計したもの。トヨタ自動車は、「停止距離に応じて適正な速度パターンを生成、燃費を向上する車輌走行制御に関する技術」や日本軽金属との共同保有特許技術、「品質安定化、効率化、操業安定化を図ることの出来るアルミニウム合金ビレットの生産技術」など注目度の高い特許が目立ちました。また4位豊田中央研究所、5位マツダ自動車、6位三菱自動車、7位ヤマハ発動機、8位富士重工業(スバル)、9位ダイハツ工業、10位スズキ自動車という結果に

(一部日刊自動車新聞より)