ミャンマー向け輸出人気車種の続報(2013/10/31)

 先週、ミャンマー向けの買い付けでベルタの価格が高騰していることをレポート致しました(一部の特約契約の方は今月始めにレポート致しました)が、先々週から今週に掛けて引き続きベルタが好調です。そしてミャンマーはタクシー代替需要も引き続き旺盛で、カルディナバン、カローラバン、ウィングロードを中心に高値安定しております。 ただベルタに関して、盲目的に1.3XビジネスパッケージのPW無しを購入するケースや、PW付でも1.3Xビジネスパッケージのドアミラーとシフトノブをボディ同色にペインとしての出品されるケースも有りますので、下見出来るオークションは下見を、出来ない場合はオークション端末を利用しての下見依頼をされた方が宜しいかと思われます。特に1.3Xのグレード未記入車の白色やシルバーは、要注意で御座います。購入後にPWの後付けを依頼されたり、部品やドアの入手を求められたりミャンマーをきっかけに輸出ビジネスをスタートされた方々は、良く現地と打ち合わせをするか、国内で熟知されている方の指南を仰ぐのが得策でしょう。

(ブコビッチ)

 

三菱自動車が大幅増益(2013/10/31)

 三菱自動車が4~9月期の半期の決算発表を行い、当期純利益は前年同期比166億円増(55%増)の467億円になりました。国内販売では、新型EKワゴンシリーズが牽引、北米ではカナダメキシコが増加、欧州では新型アウトランダーや新型ミラージュで微増、アセアン地域はフィリピン、インドネシアは好調、タイは補助金終了の影響で減少、その他中南米、オセアニア、アフリカも順調に推移しての好決算発表となりました。もちろん他メーカーと比較すると見劣りはするのでしょうが、ようやく順調な基調に入って来たのかもしれません。

 更なる飛躍をするには、パジェロシリーズ(含む中・小型)、本邦ではパジェロ・ミニ5ドアを社運を掛けて開発して欲しいもので御座います。エンジンは次世代ディーゼル、ディーゼルハイブリッド、ガスハイブリッドも併せて開発すれば、更なる飛躍が期待出来るでしょう。その先には欧米の自動車メーカーとの提携も視野に入ると思われ、V字回復も夢では無くなるでしょう。三菱自動車はもちろん、大株主の三菱商事、三菱重工業の手腕にも期待したいところです。

(ブコビッチ)

 

スリランカ、レギュレーション変更か?(2013/10/30)

 2012年3月31日付で急遽関税の引き上げと年式のレギュレーション変更を実施したスリランカマーケットですが、どうやら11月21日に再度レギュレーションの変更がアナウンスされるとの事で御座います。 昨年一時的にスペシャル・パーミッションが発給され、本邦でもプレミオ祭りで賑わいましたが、今回の改訂でレギュレーションがどのように変更されるか、また来年のスペシャルパーミッションの発給は有るのか、輸出業者、国内業者、オークション転売業者、固唾を飲んで見守る必要が有りそうです。

(ブコビッチ)

トヨタアクア、燃費リッター37km超へ(2012/10/30)

 国内外で売れ行き絶好調のトヨタ自動車のハイブリッド・アクアですが、先日ホンダがリッター36.4Kmの新型フィットハイブリッドの販売を開始致しましたが、トヨタ自動車もハイブリッドシステムのカイゼンを図り、リッター37Km超えの改良版を12月にも販売する旨を各ディーラーに通達。フィットハイブリッドがアクアよりリッター当たり1Km燃費が良く、それでフィットに顧客が流れるという訳では無いのでしょうが、やはりハイブリッド車の先駆者トヨタ自動車の意地でしょう。 やはり今までのレポートした通り、ハイブリッド戦争の激化は避けられそうも無さそうです。

(ブコビッチ)