4代目デミオ今年発売予定(2014/5/15)

 最近の少数精鋭車輌のラインナップで、マツダのエントリーモデル“デミオ”が7年ぶりのフルモデルチェンジをします。予定は今年秋口を予定(10月頃)しており、スカイアクティブシリーズとしてコンパクトカー市場に殴り込みを掛けます。

 形状の詳細はまだ未定ですが、前モデルの2BOX型を踏襲、エクステリアはジュネーブモータショーで御披露目された〝KODO”をモチーフとした新型アクセラチックなデザインの予定。搭載エンジンは、現行ゆずりの1.3リッター、新型アクセラでお目見えした1.5リッタースカイアクティブGのガソリンの他、なんと国産コンパクトカー唯一無二の、1.5リッタースカイアクティブDのクリーンディーゼルが搭載され、高トルクに耐えられる6速ATがおごられます。安全面もこれからの時代を見据えてヒューマンエラーによる事故防止を念頭に置いた、様々な安全対策を盛り込むとのこと。

 昨年から次世代型クリーンディーゼル搭載車輌の事をお伝えして参りましたが、ハイブリッド車以外でコンパクトディーゼルエンジンも新たに市場に出てきそうです。

 

 

イベントドリブン資金流入顕著に(2014/5/15)

今年に入ってイベントドリブンと呼ばれるイベントごとに売買を仕掛ける手法が、欧米のヘッジファンドを中心に仕掛けられてきております。顕著なイベントは以前は米国雇用統計でしたが、現在はHSBC発表の中国PMI、日銀金融政策決定会合が主に狙われており、今月もその動きが徐々に加速しております。来週20日・21日に行われる金融政策決定会合で、更なる金融緩和を見越しポジションの積み増しをしております。よって今回も21日黒田総裁の発表如何によっては、昨年のSell in May and go away.の状況に陥る可能性も有りますので、株式投資をされている方はマーケットの動向に注視すべきだと思います。逆に緩和されることになれば、円安・株高に動きますので輸出業者の為替換金にも影響を及ぼすかもしれません。ただ為替に関しては、原発停止によるエネルギーの潜在的需要が有りますので、よほどの経済の混乱がない限り、過度な円高はしばらく無いかもしれません。



独首相の不穏当な動き (2014/5/15)

ドイツ首相のメルケル女史が会見で、中国はユーロ危機に際して特にドイツに対して強力な支援をしてくれたと称賛の言葉を投げ掛けました。中国はユーロ圏が長期に渡って存続及び繁栄をすると信じ、強力に支援をしてくれたと。

しかしながらユーロ危機の際には、中国より本邦の方がはるかに多くの支援をしたのを忘れたのでしょうか??7月に中国を訪問する前のリップサービスなのか、中国国内で圧倒的なシェアを誇るドイツ車へのお礼か解かりませんし、また毎日のようにロシア・プーチン氏と緊密に連絡を取り合ったりと、最近のドイツの動きには首をかしげることが多い気がします。ドイツ・ロシア・中国・韓国と、第二の冷戦になりそうな気がするのは私だけでしょうか。



三菱自動車ニューステージ2016(2014/5/14)

 リコール隠し問題から長い・長いトンネルからようやく抜け出しつつある三菱自動車、今期の好業績に伴う優先株の償却などで財務体質が劇的に改善してきていることをきっかけに、いよいよ中期的な計画に着手しつつあります。一次サプライヤーの数を現在の350社から200社程度にまで絞り込み、コストダウンと技術力の強化を狙い利益率を高めます。各サプライヤーに対し、2017年までに実現可能な先進技術やグローバルな供給体制を示してもらい、同社の開発・生産・調達部門にフィードバックし、サプライヤーとの連携を強化しながら次期モデルの開発計画を策定するとのこと。

 今後も需要が期待出来る新興国を始め、先進諸国向けではマツダやスバルのように少数精鋭で完全復活を狙います。本邦では日産と組んだのは英断だと思いますし、今後新型ディーゼルやディーゼルHVの魅力有る車種構成に期待したいところです。