次世代ETC普及加速(2016/6/16)

今までのETCの約4倍の情報をやりとり出来る次世代型ETC2.0だが、実際は料金収受以外の開発が遅々として進んでいないのが現状だ。ただ国土交通省は普及促進を図るために、首都圏の新料金制度、圏央道特別割引、大口多頻度割引などで、ETC2.0へ買い替えを促進させている。4月からの首都圏高速道路の新料金体制発表後、3月は5万7128台(前月比44.6%増)、4月は7万1693台、5月は6万1428台と順調に増加しており、商用トラックに限れば3月の2千件弱に対して、5月は5倍~10倍に迫る勢いで増加している。原油安で油代が下がってはいるが、苦しい台所の運送事業者も多いのが現実で、この大口多頻度割引きや圏央道迂回割引制度は、運送事業者に取って、助け舟になっているのでしょう。

乗用車に関しては、定年を迎えた方々限定の、リタイヤ平日割り等を実施するのはどうだろうか?そうすれば休日に無駄に混雑することも無くなるでしょうし、平日の観光地で宿泊需要が高まりホテル稼働率が上がると思われます。現役世代もリタイヤした方々の割引を一緒にするから、不必要に混雑するのです。休日を分散化すれば、混雑も有る程度分散化出来ると思います。

米国販売本邦5社でマイナス(2016/6/15)

米国での5月の販売台数が出揃い、5社で販売がマイナスへ転じました。好調に推移していた米国自動車販売ですが、ここ最近の販売台数が頭打ちになっており、その影響を受けた本邦自動車メーカーの販売も軟調に推移しました。米国自動車販売はサブプライムオートローン問題も含んでおり、このまま絶好調が続くとは思えない今日この頃です。サブプライムオートローンに関しては、中々情報が挙がって来ませんので、情報が入り次第逐一レポートしたいと思っております。

2016年5月米国自動車販売実績及びシェア

トヨタ:219,339(-9.6)14.2(-0.6)

ホンダ:147,108(-4.8)9.6(+0.1)

日産:133,496(-1.0)8.7(+0.5)

富士重:50,083(+1.1)3.3(+0.3)

マツダ:28,328(-4.3)1.8(±0)

三菱:9,025(-5.7)0.6(±0)

カッコ内前年同月比増減率%

(日刊自動車新聞データ)

2016年5月乗用車メーカーシェア(2016/6/15)

2016年5月乗用車メーカー販売実績及びシェア

1位:トヨタ 108,399(+10.6) 32.7(+3.5)

2位:ホンダ 48,736(+4.5)14.7(+0.8)

3位:スズキ 46,256(-6.6)13.9(-0.9)

4位:ダイハツ 38,788(+6.3)11.7(+0.8)

5位:日産 28,679(-26.2)8.6(-3.0)

6位:マツダ 13,429(-33.0)4.0(-2.0)

7位:富士重 10,204(+10.8)3.1(+0.4)

8位:三菱 2,766(-51.4)0.8(-0.9)

カッコ内前年同月比増減率%

トヨタグループシェア51.5%、日産・三菱連合シェア9.4%

(日刊自動車新聞より)

ベンガルのベンツ改良(2016/6/14)

2か月前にレポートしましたベンガルのベンツこと、「プレミオ」、「アリオン」、昨日13日に高級感とスポーティイメージwp付与した大幅な衣装変更に加え、安全装備を充実させました。フロント廻りからサイド、ランプ等のエクステリア、インパネ周りを中心としたインテリアを変更し、「トヨタセーフティセンスC」や「インテリジェントクリアランスソナー」を標準装備しました。月販目標は1千台となっていますが、発表後の反応を見る限り、しばらく順調に販売を伸ばす可能性が有るでしょう。