2016年暦年トヨタ・ホンダHV世界販売台数(2017/2/10)

2016年暦年トヨタ・ホンダHV車種世界販売台数

(トヨタ)

世界販売台数:1,400,600(+16.3)

国内販売台数:677,700(+7.0)

海外販売台数:722,900(+9.5)

北米市場:266,200(-5.9)

欧州市場:285,900(+41.9)

その他:170,800(+206.0)

(ホンダ)

世界販売台数:218,100(-4.0)

国内販売台数:203,300(+1.0)

海外販売台数:14,800(-44.0)

北米市場:13,400(-38.0)

欧州市場:100(-98.0)

その他:1,300(-22.0)

カッコ内前年同期比増減率%

(日刊自動車新聞データ)

HV世界販売では、ホンダが北米でシビックHV、欧州でJAZZ(フィット)HVの設定を無くしたことと、「インサイト」の販売終了が響き大幅減となった一方、国内販売では「オデッセイ」のHVモデル追加と昨年9月にフルモデルチェンジした「フリード」の販売が寄与し、前年比で増加しました。トヨタは50系プリウス販売がフルに寄与、その他シエンタ、アクア、カローラHVが大きく貢献し、国内販売を押し上げました。海外特に欧州で「RAV4 HV」、「ヤリス(ヴィッツ)HV」、「オーリスHV」が、中国市場では、「カローラHV」、「レビンHV」、「レクサスES300h」が好調に推移した一方、北米市場ではガソリン価格下落や好調なSUV・ライトトラック販売に押される形で、3年連続前年割れとなりました。

 

 

日産32年ぶりの快挙(2017/2/9)

1月の車名別新車販売台数において、日産自動車が他メーカーを凌駕し「ノート」、「セレナ」で見事にワンツーフィニッシュとなりました。この快挙は遡ること1984年9月の「サニー」、「ブルーバード」以来、なんと32年4ヵ月ぶりとなる。トヨタのHV車に長らく後塵を拝していたHV・EV車市場で、日産独自の技術「e-POWER」の投入で、潮目が変わってきた感じだ。この「e-POWER」は、今後他の車種にも踏襲されると思われ、今後の同社の車種構成には注目でしょう。また2位に躍進した「セレナ」は、ミニバン初の同一車線での自動運転支援技術「プロパイロット」を搭載、利便性や未来車への入り口という訴求が、購入者の気持ちをくすぐったと思われる。トヨタの中型ミニバン3兄弟「ノア・ヴォクシー・エスクワイア」の販売台数合算が1万3198台と、数では及んでいませんがその差は約2000台に肉薄している。

外車都道府県別販売上位(2017/2/9)

2017年1月外国車メーカー都道府県別販売台数上位

1位:東京都 3,178(+2.8)

2位:神奈川県 1,720(+5.7)

3位:愛知県 1,479(-6.5)

4位:大阪府 1,162(+2.7)

5位:千葉県 849(+19.6)

5位:埼玉県 849(+1.6)

7位:兵庫県 835(+2.3)

8位:静岡県 622(+8.2)

9位:茨城県 604(-16.2)

10位:福岡県 601(+0.7)

引き続き好調な外国車メーカーの輸入車販売、とりわけ千葉県北西部地域の販売増加が牽引し、千葉県全体の台数を底上げしたのが目立つところ。

(JAIAデータ)

輸入車新車販売台数1月(2017/2/9)

2017年1月輸入車新車販売台数(含む日系自動車メーカー逆輸入)

1位:メルツェデス・ベンツ 4,162(+1.0)

2位:フォルクスワーゲン 3,135(+4.7)

3位:BMW 2,472(-4.6)

4位:日産 1,700(+7.1)

5位:アウディ 1,647(+7.6)

6位:BMW MINI 1,182(-1.3)

7位:トヨタ 1,144(+15.7)

8位:ボルボ 1,067(+20.6)

9位:JEEP 551(+26.1)

10位:ポルシェ 499(-6.7)

11位:smart 477(+1.5)

12位:スズキ 429(+11.1)

13位:ルノー 379(+41.4)

14位:三菱自 377(+40.7)

15位:プジョー 354(-1.1)

16位:フィアット336(-9.2)

17位:シトロエン 153(+70.0)

18位:ジャガー 150(+7.9)

19位:ランドローバー 142(-39.3)

20位:アルファロメオ 129(+27.7)

21位:ABARTH 105(+28.0)

日本自動車輸入組合(JAIA)が6日発表した1月の外国車メーカーの新規登録台数は、前年同月比2.8%増の1万7521台となり、10ヵ月連続のプラスとなりました。1月の過去最高を更新したのは10ブランドで、新型車効果が功を奏した形に。またクリーンディーゼル仕様比率は18.5%と、今までレポートしてきた本邦におけるディーゼル需要を上手く取り汲めていると思われる。

カッコ内前年同月比増減率%

(JAIAデータより)