注目されていた中国製造業PMIが49.7ポイントと市場予想を下回り、3年ぶりの低水準となりました。何度もレポートしておりますが、実体経済そっちのけで信用を膨らませての株式バブルの破裂により、更なる実体経済の悪化を招くと思われます。ただ外貨準備高が減少に転じてはおりますがまだまだ潤沢ですから、今後政策を待っている投資家や企業が多いでしょう。
リーマンショック以降の2009年12月、提携先のゼネラルモータースの業績悪化に伴いスズキの保有株式を売却し、新たな提携先として独VWグループと資本・業務提携を締結したスズキ自動車。当初は対等なパートナーとして、小型車の共同開発やVWが非常に興味を持っていたインド市場での協力を模索していた両社。ただ実際はVW傘下のグループ会社という位置づけで、主従関係という厳しい結果に。このVWの対応に不信感を持ったスズキ自動車は、国際商業会議所国際仲裁裁判所に仲裁を申し立て、この度同裁判所の判断で包括提携の解消が認められた。世界最大の自動車メーカーの地位に有り、20%出資し長年の提携関係にあったゼネラルモータースは、スズキをグループ会社として扱ったことはただの一度も無かった。小型車の共同開発でもノウハウを持つスズキを尊重、次世代環境技術の開発でも同社技術者を積極的に受け入れる等、寛容な大人の姿勢を貫いてきた。かつて49%もの出資をしていたいすゞ自動車でも、同社自身に経営を任せていたくらい人間の大きかったGM。ここ数年で飛躍的成長を遂げて世界ビッグ3にまでのし上がったVWグループとの業務提携は、高い授業料となってしまった。
(日刊自動車新聞より)
2015年7月中古自動車輸出26~50位
26位:タイ 986台
27位:ジンバブエ 909台
28位:マラウィ 761台
29位:キプロス 727台
30位:英国 710台
31位:パラグアイ 680台
32位:モーリシャス 676台
33位:フィジー 666台
34位:バハマ 634台
35位:ガイアナ 601台
36位:ナミビア 588台
37位:マルタ 568台
38位:オーストラリア 563台
39位:インドネシア 433台
40位:スワジランド 427台
41位:ナイジェリア 372台
42位:ドミニカ共和国 337台
43位:中国 315台
44位:トルコ 244台
45位:パプアニューギニア 240台
46位:カナダ 227台
47位:アイルランド 223台
48位:米国 211台
49位:ボリビア 208台
50位:レソト 170台
2015年7月中古車輸出実績ベスト25
1位:ミャンマー 11,455台
2位:U.A.E. 10,443台
3位:ニュージーランド 8,468台
4位:ケニア 7,567台
5位:スリランカ 6,650台
6位:ロシア 5,106台
7位:チリ 3,957台
8位:南アフリカ 3,936台
9位:パキスタン 3,679台
10位:タンザニア 3,420台
11位:バングラデシュ 2,576台
12位:フィリピン 2,330台
13位:モンゴル 2,244台
14位:ジョージア 2,112台
15位:マレーシア 2,107台
16位:モザンビーク 1,995台
17位:ウガンダ 1,803台
18位:シンガポール 1,479台
19位:トリニダード&トバゴ 1,473台
20位:スリナム 1,421台
21位:ジャマイカ 1,295台
22位:ボツワナ 1,272台
23位:コンゴ 1,208台
24位:ザンビア 1,161台
25位:香港 1,002台