止まらない世界同時株安(2016/1/18)

年初からの日本と中国で始まった株式市場の混乱が、世界に波及してきております。中国政府による買い支えも効果を発揮せず、ズルズルと値を下げており、株式市場はカオス状態となっています。中国株式市場参加者は個人投資家の比率が高く、昨年5蚊等月のパニックを彷彿とさせています。本邦もすでに昨年大納会より10%超の暴落状態で、下値を模索してる状況は同じです。このままダラダラ下落をした場合、逆資産効果により景気悪化は免れないでしょう。また昨年までの日本株買い、日本円売りというトレードモデルが見事にアンワインドしていますので、昨年のレポート通り今年は円高に怯える年となりそうです。要警戒だと思います。

アイシンAW レクサスに10速AT(2016/1/18)

アイシン精機は、グループ企業アイシンAWが開発した10速ATがレクサス「LC500」に採用されたと発表しました。10速ATの量産化は同社初で、多段化により動力性能や燃費性能の向上に貢献させる。今回の変速機は高度の走行性能実現に向けてスポーティな変速フィーリングの実現や変速スピードのカイゼンに注力。構成部品のアルミニウム化で軽量化を図ると共に、アクセル、ブレーキ、重力加速度からドライバーのの意図を判断し、最適なギアを選択する新たな制御も採用した。ATのグローバルシェアトップの同社は、これまで8速ATを縦置き・横置きエンジンに供給してきたが、今後更なる多段化で高級車からスポーツカーまで幅広く対応させるものと思われます。

(日刊自動車新聞より抜粋)

本邦メーカー4社米国で過去最高(2016/1/15)

2015年暦年の米国新車自動車販売台数及びシェア

1位:トヨタ 2,499,313台(+5.3)14.3%(-0.1)

2位:☆ホンダ 1,586,551台(+3.0)9.1%(-0.2)

3位:☆日産 1,484,918台(+7.1)8.5%(0.1)

4位:☆スバル 582,675台(+13.4)3.3%(0.2)

5位:☆マツダ 319,184台(+4.4)1.8%(±0.0)

6位:三菱 95,342台(+22.8)0.5%(+0.1)

 

2015年暦年中国新車自動車販売台数

1位:日産 1,250,100台(+6.3)

2位:☆トヨタ 1,122,500台(+8.7)

3位:☆ホンダ 1,006,351台(+32.5)

4位:マツダ 235,261台(+11.5)

5位:スズキ 200,458台(-21.6)

6位:三菱 89,620台(-1.2)

7位:スバル 47,041台(-13.8)

☆印暦年新記録、カッコ内前年比増減率%

(日刊自動車新聞データより)

パジェロ開発継続へ(2016/1/15)

三菱自動車は、フラッグシップモデルの「パジェロ」の開発と生産を継続する方針を明らかにしました。同社社長は、「いったんは開発を凍結したが、今後開発も生産も継続する」と全面否定しました。パジェロは最近売れ行き好調な「アウトランダー」の影にすっかり隠れてしまっていますが、この発言でフラッグシップモデルパジェロが再復活する日も近くなりそうだ。ただ何度もレポートしている通り、新興国や本邦向けに可及的速やかに小型SUVを投入すべきだと思っています。パジェロディーゼルHV、パジェロPHEV、パジェロ・ライト1.5ディーゼル、パジェロミニ5ドア兼パジェロ1,000㏄ターボ等、派生化させることも出来、より販路が広がると個人的に思っています。

(一部日刊自動車新聞)