米国初期品質調査結果 (2014/6/20)

米国調査会社であるJD Power & Associates発表で、2014年度米国内で販売された車輌の初期品質(不良)調査結果で、下記のような結果となりました。業界平均値は116で、少ない方が優秀となっています。ただフルモデルチェンジが多かったメーカーは成績は悪くなる傾向なので、あくまで参考という見方が多い。少ない順で、

ポルシェ(74)、ジャガー(87)、レクサス(92)、ヒュンダイ(94)、トヨタ(105)、シボレー(106)、起亜(106)、ホンダ(108)、BMW(108)、リンカーン(109)、アウディ(111)、クライスラー(111)、メルツェデス・ベンツ(115)、キャデラック(115)、ボルボ(115)、フォード(116)、GMC(116)、ラム(116)ここまでが業界平均で、

日産(120)、ビューイック(120)、ダッジ(124)、ランドローバー(127)、インフィニティ(128)、フォルクスワーゲン(128)、アキュラ(131)、MINI(133)、スバル(138)、マツダ(139)、サイオン(140)、三菱(145)、JEEP(146)、そして最後にフィアット(206)という結果に。



スバル東南アジアで拡販狙う(2014/6/20)

 富士重工業(スバル)は、東南アジアでの販売を拡大させるためシンガポールに事務所を開設、域内でのマーケティング調査や情報収集を担う。またマレーシアでスバル車の組み立てを拡充するのに伴い、2020年には域内の販売台数を昨年実績(1万6千台)の3倍の5万台、市場シェア1%を目指す。富士重工は地場タンチョン・インターナショナル・マレーシア工場で「スバルXV」のCKD(コンプリートノックダウン)生産を委託しており、2016年2月には「フォレスター」のCKD生産も開始する予定。マレーシア工場での生産規模は現在年間5千台規模ですが、フォレスターが加わることにより年2万台まで増加する見込み。今後も継続して発展が見込まれるASEAN地域での販売台数拡大のため、各国での生産強化は続くと見ており、企業誘致合戦も激化すると思われます。自動車産業の海外生産体制がどのように変遷するか、国内自動車産業が大きいだけに、注視している企業も多い。(一部日刊自動車新聞より)

 

 

株式市場動意づく (2014/6/19)

本邦株式市場が活況を迎えております。先々週のレポートで13日のメジャーSQ以降相場が激変すると御伝え致しましたが、まさにその通りの活況ぶりとなっております。最近は値嵩株を買い上げて日経平均を上げる手法が目立ちましたが、先週からは個別銘柄に明らかな機関投資家の買いが入っております。来週27日には政府の成長戦略の発表、年末高値の信用期日の到来とイヴェントが盛り沢山となっております。成長戦略の発表次第では、更なる上値追いの展開もあるでしょう。



トヨタ、水素インフラ整備へ(2014/6/19)

 トヨタ自動車は、2015年に販売を開始する燃料電池車(FCV)の普及促進の一環として、都市部のトヨタディーラーで簡易型の水素充填装置の設置を進めるとのこと。新型FCVは、現在の試験モデルの1/20に抑えて首都圏・中部圏・関西圏・福岡圏に投入する予定となっておりますが、設置コストが1基あたり数億円と高額なため、インフラ整備が大きな課題と言われておりました。ただ新たな政府の成長戦略の一環として燃料電池車を強く推進する動きが出ており、政・官・民で燃料電池車の普及を推し進める方針で、2015年までに水素充填設備を100ヵ所設置する目標を掲げております。

 ハイブリッドシステムで世界を驚愕させたトヨタ自動車が、燃料電池車で新たな種まきを始める。トヨタ自動車の躍進は止まらない…。