2014年8月期米国シェア メーカー 台数 (前年同月比) シェア (増減) トヨタ 246,100台 (+6.3) 15.5% (+0.1) ホンダ 167,038台 (+0.4) 10.5% (-0.5) 日産 134,388台 (+11.5) 8.5% (+0.5) 8月新記録 スバル 50,246台 (+22.4) 3.2% (+0.4) 単月新記録 マツダ 31,305台 (+11.4) 2.0% (+0.1) 8月新記録 三菱自動車 6,786台 (+28.5) 0.4 (+0.1)
オークション市場で活況のスリランカ向けハイブリッド車輌ですが、先日のレポートで11月中旬頃に税率改定になるかもしれないとレポート致しました。これもまだ確定情報では有りませんが、現地新聞で関税がLKR500,000現行より賦課される見通しと紙面で報道されました。(本日の外国為替レートで41万1400円)もし新たな関税率が適応されることが確定されれば、来月・再来月のオークション相場が乱高下する可能性も有ると思われます。スリランカ向け輸出業者、オークション出品業者の方々はスリランカの動静に要注目すべきでしょう。
2016年にフォード、17年にGM・ホールデンとトヨタ自動車がオーストラリアでの現地生産終了しますが、それに合わせて各社にカーエアコンやラジエーターなどを納入している、デンソー子会社デンソーオートモーティブオーストラリアも生産を終了致します。サービス事業は継続する方針ですが、生産終了に伴い従業員400人を100人規模に縮小します。豪州はいわずと知れた労働者天国で、土曜日勤務は1.5倍、日曜日は2倍、祝日は3倍の給与を要し、その他レイト・ミッドナイト・アーリーアローワンス等、現地スタッフを雇用する上でのコスト高が以前からの問題でした。国家も永住権に関してアジア人を中心に発給を厳しく制限していたため、思った以上に人口が増加しなかったことも結果足かせとなったかもしれません。ただシドニーCBD地区、北部地区、東地区やメルボルンCBDエリアなどの不動産価格は異常なまでに高騰し、今後の豪州政権の舵取りが肝となりそうです。資源高の恩恵を色濃く受けた中国一辺倒外交も岐路に立っており、本邦とのビジネスがどのような変遷を齎すのか要注目でしょう。
小型車市場で軽自動車の後塵を拝しているコンパクトカーですが、昨日満を持してマツダ自動車がデミオ・スカイアクティブ1.5Dを投入します。今後デミオを皮切りにCXシリーズ、新型車への流用も視野に、いよいよ小型ディーゼルも含めたハイブリッドとの燃費競争を含めたランニングコスト競争となりそうです。この1.5リッターディーゼルの販売如何では、昨年6割を占めたマツダの乗用ディーゼルシェアが更に躍進する可能性も出てきそうな感じが致します。今後CX-3も控えておりますので、マツダの無借金経営がいよいよ早まる可能性も出て参りました。 (参考 HV:ハイブリッド D:ディーゼル) アクア1.5HV CVT FF 37.0km/L ¥1,748,572~ フィット1.5HV 7DCT FF/AWD 27.6~36.4km/L ¥1,681,714~ デミオ 1.5D 6AT/6MT FF/AWD 26.4~30.0km/L ¥1,782,000~