戦争勃発(2015/2/16)

 米国を除きデフレ圧力が強まる世界経済で、各国はインフレ政策に誘うために金融緩和戦争となっております。昨年からの量的緩和実施国は先日レポートしましたが、本日はスウェーデンが量的緩和によるマイナス金利を発表しました。世界的な金融緩和戦争により膨大に膨れ上がったペーパーマネー、まさにバブルのツケはバブルで返す様相を呈しています。今後不測の事態でゆり戻しが有った場合の影響は、甚大となると思われます。

 

 

ジェイド「レーンウォッチ」初採用(2015/2/13)

 ホンダは、「ジェイド」に助手席後側方の映像をカーナビゲーションに表示する「レーンウォッチ」を、日本モデルで初採用。このシステムは北米向けアコードなどにはすでに採用されており、評判は上々だそうです。車線変更、合流や左折時にドライバーから見えづらい位置を、左サイドミラーに装着したカメラで投影し死角の確認を容易にするこのシステムを、インターナビとのセットでメーカーオプションにしました。同システムは、ウィンカー操作や専用スイッチを押すことで、歪みを補正した視認性の良い映像をカーナビ画面に反映させるものですが、車輌などの障害物を検出する画像認識機能は持たせていないとのこと。類似システムで、ミリ波レーダーを駆使し車輌を感知してドライバーに警告する「ブラインド・スポット・インフォメーション(BSI)」をオデッセイに搭載していますが、この「レーンウォッチ」機能はBSIより低コスト化出来、車輌の価格帯により搭載車種を拡げる予定に。

 

 

ホンダ初採用のIPU(2015/2/13)

 本日発売された「ジェイド」ですが、3列シートやトランクスペースを十分に確保するため、ハイブリッドの基幹であるIPU(Intelligent Power Unit)をセンターコンソール内に収めることに成功しました。IPUはリチウムイオンバッテリーに加えて、バッテリーとモーターを制御するPDU(Power Drive Unit)、そしてバッテリーを冷却するファンで構成されており、従来のシステムはトランクフロア下部に配置されていました。今回センターコンソールに配置したことで、側面衝突の衝撃に対応させるために、超高張力鋼板(超ハイテン材)を採用。これによりスペースを最大限生かしつつ、強度の確保とバッテリーの冷却性能を両立させることに成功。またハイテン材の採用とともにリブを設け、これによりバッテリー冷却専用ダクトを配置させ、リチウムイオンバッテリーを均等に冷却することも可能としました。限り有るスペースを最大限に利用するのは、さすがホンダでしょう。

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ホンダ「ジェイド」発売(2015/2/13)

 ホンダ技研工業は本日13日、新型車「ジェイド」を発売致します。3列シート6人乗りのハイブリッドミニバンで、昨今同社が固執している立体駐車場に対応した低全高仕様となっています。2列目には新採用された、「Vスライドキャプテンシート」やセンターコンソール内にHVのインテリジェントパワーユニット等が特徴。1.5リッター直噴エンジンにモーター内臓7速DCTを搭載した、「スポーツハイブリッドi-DCD」を採用し、燃費はJC08モードでクラストップレベルのリッター25Kmとなっています。足回りや床下部品の小型化を徹底したことによる低床プラットホームにより、全高は153cmで立体駐車場の高さ制限に対応させました。昨年生産が終了した「ストリーム」や、「オデッセイ」、「エアウェイブ」、その他ステーションワゴンやセダンからの乗り換えを想定し、顧客に訴求する。グレードは、「ハイブリッド」と「ハイブリッドX」の2グレードの2WDのみの設定で、価格は272万円~292万円。(一部日刊自動車新聞) 先のレポートで書きましたが、本邦での小型SUV市場向けに小型では有りませんが、欧州で販売されている「CR-V」のディーゼル仕様を販売して欲しいと思っております。