ギリシャ株式市場5週間ぶりに再開へ(2015/8/4)

銀行の引き出し制限や株式市場が閉鎖されていたギリシャ、この度ようやく株式市場が再開された訳ですが、銀行株を中心に暴落、一時指数ベースで23%も安にまで下落してしまいました。今まで売りたくても売れないかった投資家の売りと、それを見越した空売りが相まって、しばらくはボラティリティが高い相場となるでしょう。

新型シエンタ受注2万台超に(2015/8/4)

トヨタ自動車によると、小型ミニバン「シエンタ」の受注が発売1か月も経たずに2万台を超えたとのこと。この車両は国内はもちろん、海外からも注目されておりあっという間に2万台となりました。今注文しても納車は来年というから驚きだ。やはりこのセグメントには大いなる需要が有るということを知らしめた形に。ハイブリッド車の先駆者利益として、今後様々なモデルを投入するでしょう。

トヨタ首位陥落(2015/8/3)

トヨタ自動車が28日に発表した1~6月の世界販売が国内不振が足を引っ張り、2年連続で上半期500万台超となりましたが、前年同期比では1.5%の減少となりました。一方独VWグループは、中国・南米・ロシアで減少したものの、経済が好調でサブプライム自動車ローンが活況な米国で、ポルシェやアウディが台数を伸ばした。今年後半は中国・ロシア・南米・一部の東南アジア・アフリカ等、中国依存度が高い国や資源輸出依存度が高い国での販売に苦慮すると思われ、より熾烈な首位争いとなるでしょう。

三菱自動車米国からも撤退(2015/8/3)

三菱自動車は24日、米国工場からの撤退を検討していることを明らかにしました。同工場でアウトランダースポーツ「RVR」を製造していますが、販売が低迷し稼働率も低迷している。同社はアジア向け事業を強化しており、この撤退によりアジアに経営資源を集中させる狙い。三菱は豪州、欧州、そして米国から撤退する訳だが、米国は労働組合(UAW)の力が強く、完全な撤退にはしばらく時間を要すでしょう。ただ何度も申し上げている通り、車種構成、デザインの見直しは急務で、そちらを急ぐべきだと思います。チャイナショック以降、今後特に中国依存度が高い国の通貨は暴落し、販売数もそれにあわせて減少するでしょうから、スバルやマツダのような少数精鋭のラインナップに今すぐシフトすべきでしょう。