マイナス金利が日銀金融政策決定会合で確定してからもうすぐ半年になりますが、住宅ローン金利とともに金利が低下しているのが自動車ローンである。数ねん前までは地銀を中心、に給料振り込みや公共料金の引き落とし等の制約が有るが自動車ローン金利が3%前後の銀行も有った。しかしマイナス金利導入が決まってから銀行は収益を取りづらくなっており、自動車ローンの越境獲得が激化してきています。現状最低金利は1.7%前後となっており、ひと昔前の自動車ローンとは完全に乖離しており、審査もだいぶ緩くなっているように思えます。日銀に裏切られ梯子を外された銀行は、なりふり構わずローン会社のビジネスを奪いにいっており、今後ローンインセンティブが取りづらくなると思われます。
マツダは14日、主力車種「アクセラ」を大幅改良し、同日から順次発売すると発表しました。「デミオ」や「CX-3」に採用されている1.5リッタークリーンディーゼル「スカイアクティブ-D 1.5」を追加するとともに、エンジンの駆動トルクを綿密に制御して走行を安定化する世界初の技術「G-ベクタリング・コントロール」を採用しました。ディーゼル車の販売比率は現状の1割から5割に引き上げる。最新技術の導入とディーゼルのラインナップ追加により商品化を強化し、販売のテコ入れする。現行アクセラを発売した2013年当時のエンジン別販売計画は、ガソリンが45%、HVが40%、ディーゼル「スカイアクティブ-D 2.2」15%でした。ただ最近のエンジン別販売は原油安も手伝い、ガソリン80%強となっている。同社は今回の改良後2.2リッターを合わせたディーラー販売を5割弱まで引き上げた。月販目標は2500台とし、現状の1500台から7割引き上げを図る。同社のディーゼル販売比率は「CX-5」が8割、「アテンザ」が7割、「デミオ」が5割となっており、世界販売の3割を占めるアクセラで、ディーゼルの品揃えを強化することにより、グローバルで販売の拡大を目指す。
2016年上半期乗用車メーカー中国販売台数
1位:日産 609,900(+3.8)
2位:トヨタ 592,100(+15.5)
3位:ホンダ 542,527(+17.7)★
4位:マツダ 117,523(+1.3)★
5位:スズキ 85,147(-22.3)
6位:三菱 34,217(-31.4)
7位:スバル 22,035(-10.1)
カッコ内前年同期比増減率%
(日刊自動車新聞データ)
2016年上半期本邦乗用車メーカー米国シェア
順位 メーカー 台数 シェア
1位:トヨタ 1,197,800(-2.7)13.9%(-0.6)
2位:日産 798,114(+8.4)9.2%(+0.6)★
3位:ホンダ 792,355(+5.2)9.2%(+0.4)
4位:スバル 279,458(+2.6)3.2%(±0)★
5位:マツダ 145,354(-8.6)1.7%(-0.2)
6位:三菱 51,934(+4.8)0.6%(±0)
カッコ内前年同期比増減率%
(日刊自動車新聞データ)