三菱自、クリーンディーゼル生産継続へ(2017/1/18)

三菱自動車は、排気量3.2リッター、2.2リッター、二つのクリーンディーゼルエンジンの改良や生産を継続するとした。日産自動車の出資を受け、ルノー・日産アライアンスチームに加わった?吸収された?ことに伴い、既存のディーゼルエンジンに磨きをかけ、小排気量クリーンディーゼルエンジンは、ルノーからの調達を検討する。現在同社はパジェロなどに搭載している3.2リッター、D:5に搭載される2.2リッターを保有、RVRに2自社製2.2リッター、1.6リッタークリーンディーゼルエンジンを、PSA(プジョー・シトロエングループ)から調達している。ルノー・日産アライアンスチームの参加することにより、今後はルノー製の1.5リッターないし1.6リッタークリーンディーゼルエンジンへシフトする予定。何度も言うようだが、トヨタイズムが大きく寄与したとはいえ、スバルやマツダが少数精鋭車輌に変遷することにより大きく変革を遂げたように、三菱自動車は日産・ルノーイズムを踏襲し、SUV・RVに特化すべきだと思います。世界的にニーズが高いSUV・クロスオーバー・RV市場において、手薄な中・小型SUVや魅力あるクロスオーバーやRVを開発してもらいたいものである。

(一部日刊自動車新聞)

USSオークション、JAAオークション買収へ(2017/1/18)

 業者用オークション最大手の株式会社ユー・エス・エス(USS)は本日18日、東京都江戸川区のJAAオークションの株式66.04%を取得、JAAオークションを子会社化したと発表しました。両社は2014年8月に衛星TVオークションでの業務提携契約を締結、関係性が強くなったところで今回の子会社化の発表となりました。今回の子会社化で、衛星TVオークション以外でCIS端末の応札が可能になるかもしれませんので、今後の発表を待ちたいところです。

ホンダ・シビック6年ぶりに復活(2017/1/17)

ホンダ技研工業は13日、世界戦略車の新型「シビック」シリーズを今夏から日本で販売すると発表しました。限定車ではなく、カタログモデルとして国内販売をするのは、2011年以来約6年振りとなる。シビックは本邦を始め世界戦略車として位置付けられており、特に本邦ではシビックブランドの完全復活を狙い、広告宣伝・営業背策の展開でも趣向を凝らす考え。4ドアセダン、5ドアハッチバックに加え、今年前半に量産モデルの発表を予定しているスポーツモデル「TYPE R」の計3モデルを国内で販売する。同モデルは、先週末まで開催された「東京オートサロン2017」でプロトタイプモデルを国内初披露しました。新型「シビックシリーズ」はは新設計のプラットフォームを採用、ホンダの主力市場北米で2015年から販売を開始しており、日本仕様の詳細は現時点で非公表となっているが、現行版は1.5リッター直噴VTECターボが埼玉県の寄居工場で、タイプRとハッチバックはホンダ・オブ・ザ・ユーケー(イギリス)でそれぞれ生産されている。

(一部日刊自動車新聞より)

マツダEVロータリーエンジン(2017/1/17)

マツダ自動車は、2020年をめどにロータリーエンジンを発電機に用いたレンジエクステンダー方式の電気自動車(EV)の実用化を目指すとしました。小型軽量で高出力のロータリーエンジンを発電機に用いることで、室内空間を確保しながらEVの課題である航続距離の問題を克服する狙い。同社が2019年に発売を予定しているEV車に商品力を高めた独自技術のレンジエクステンダーを用いることで、競争が激化する電動車輌の開発でも優位性を保つ。同社は2013年に「デミオ」ベースのレンジエクステンダーEVの実験車輌を公開、1ローターのエンジンやジェネレーター等のユニットを小型化してラゲッジルーム下部へ収納、これにより幅広い車輌への搭載を可能にすることに成功した。現在実証実験を積み重ね、今後更なる開発を進めていくとのこと。RX-8への搭載を最後にロータリーエンジンは、リースモデルで水素ロータリーエンジンを残すのみとなってしまった。燃費性能や環境性能が声高に叫ばれてから、ロータリーエンジンはすっかり隅に追いやられてきてしまったが、本来の軽量・コンパクト・低振動・低騒音を軸にEV用レンジエクステンダー方式として生まれ変わるのは、以外に面白いと思われる。

(一部日刊自動車新聞より)