注目の米国雇用統計(2017/3/10)

本日FOMCの影響が大きい注目の米国雇用統計が発表されますが、市場予想は非農業部門雇用者数は20万人、失業率が4.7%となっています。ここもとの発表される数値は一部を除き良い数値ばかりですので、今回の雇用統計の数値発表で波乱は無いと思われます。波乱が無ければ結果FOMCで利上げが行われ、日米金利差で再び円安に動くというのが、大方の見通しとなっています。ただ先日レポートした通り、麻生キャップと言われる節目が出来ましたので盲目的に円安というのは難しいかもしれません。

ホンダ、シビック「TYPE-R」欧州モデルを発表(2017/3/10)

ホンダ技研工業は7日、ジュネーブモーターショーで注目の新型「シビック TYPE-R」欧州仕様の量産モデルを発表しました。サーキット走行のみならず、一般公道や峠の走行性能を大幅に進歩させ世に送り出す。肝のエンジンは2.0リッターVTECターボを採用、先代を上回る最高出力320馬力、最大トルク400N・mを発生させる。おごられる6速MTには、変速操作に合わせてエンジンの回転数を自動調整する新機能を新たに採用、英国工場で生産され今夏から欧州、日本、米国を含む世界で販売する。

スズキ、欧州で新型スイフト発売へ(2017/3/9)

スズキ自動車は7日、新型「スイフト」を欧州市場で4月から発売すると発表しました。新型車はフィアット製1.3リッターディーゼルエンジンを廃止、ガソリンエンジンに一本化させ発売するとのこと。ガソリンエンジンは、1.2リッターN/Aと1.0リッターターボ仕様を用意し、それぞれにマイルドハイブリッド仕様の設定もしました。「スイフト」は2004年の初代モデル発売から540万台を売り上げた世界戦略車となっており、欧州市場でも戦えるようにデザイン性や走行性能で妥協を許さず作り続けてきた。欧州で評価を受けているのも、そういう真面目な車作りが評価されていると言えるでしょう。中古自動車輸出においても、「スイフト」はキプロス、中央アジアを中心に人気が高い。

マツダ「CX-5」計画の7倍受注へ(2017/3/9)

マツダ自動車は7日、新型「CX-5」の発売1カ月間の累計受注台数が月販計画の約7倍となる1万6639台に達したと発表しました。購入者の66%がマツダユーザーの買い替え、先代モデルからの入れ替えも39%ということで、いかに「CX-5」の出来が秀逸かを示していると思います。燃料別ではスカイアクティブ-Dクリーンディーゼル仕様が、想定の55%を大きく上回る74.4%に、グレード別では、最上級グレード「Lパッケージ」が49%、先進装備を充実させた「プロアクティブ」が46%、さらに先進安全技術の搭載率は95%に達している。ガソリン仕様の内訳は2リッターが11.5%、2.5リッターが14.1%に、人気色は新色の「ソウルレッド・クリスタル・メタリック」が29.3%となっている。高年式車からの入れ替えが多かったのも、中古自動車輸出が活況で下取り価格が高値安定していたことが大きく、さらにクリーンディーゼル仕様の高値安定は買い替えを促すには必要十分条件を満たしていたと思われる。