オークション大手のユー・エス・エス(USS)が第二四半期決算を発表し、売上高4.6%増の323億円、営業利益7.8%増の151億円、当期純利益は6.2%増の92億円となり、4年連続の増益となりました。(全て前年同期比比較)主力のオークション事業では3.4%減となりましたが、円安による好調な中古車輸出を中心に成約率が上昇した事による手数料収入の増加が、増益に寄与致しました。下半期も消費税増税前の駆け込み需要が見込まれ、来年3月の本決算も増益を期待出来そうです。
(ブコビッチ)
オークション大手のユー・エス・エス(USS)が第二四半期決算を発表し、売上高4.6%増の323億円、営業利益7.8%増の151億円、当期純利益は6.2%増の92億円となり、4年連続の増益となりました。(全て前年同期比比較)主力のオークション事業では3.4%減となりましたが、円安による好調な中古車輸出を中心に成約率が上昇した事による手数料収入の増加が、増益に寄与致しました。下半期も消費税増税前の駆け込み需要が見込まれ、来年3月の本決算も増益を期待出来そうです。
(ブコビッチ)
BMWジャパンは、13日電気自動車の“i3”とプラグインハイブリッドの“i8”を発表、既存店舗186店舗の中から選定した46店舗で販売を開始致します。 両車とも量産車初となる炭素繊維強化プラスチック複合材料(CFRP)を車体骨格部に全面採用し、250Kg~300Kgもの軽量化に貢献しました。この材質は以前のブコビッチの経済レポートで配信した通り、今後の電気自動車やハイブリッド車だけで無く、コスト削減が可能になれば量産車もこの新材質に変遷すると思われ、カーボンファイバー強化プラスチックやマグネシウム合金を用い、車輌の軽量化競争も来年以降本格化するでしょう。東レ、帝人、熊大マグネシウム、非常に面白いと思われます。
i3は、最大出力170馬力、250N・mを発生させる電気モーター、総電力量22キロワットのリチウムイオン電池、i8は、PHV方式で電気モーターと1,500cc直列3気筒ツインターボエンジンを踏襲します。充電方式は日本仕様のみ普及されているチャデモ方式で販売し(他国はコンボ方式)、急速充電では30分で80%回復、普通充電では約8時間でフル充電となります。
(ブコビッチ)
13日、石油石炭税や消費税率の引き上げに関して、業界団体は総決起集会を開く事となりました。特に石油製品に対する税金に更に税金を賦課する二重課税(Tax on Tax)は、業界団体や市民の間で永らく懸案事項となっており、この度の増税を機にこの問題の解決を図る考えでしょう。ただポイントは、軽自動車やハイブリッドカーが主役となっている現在の国内市場において、年々ガソリンの需要が減少している中での、税金確保の死守という事象が透けて見えます。今後も本邦市場では、ハイブリッドや軽自動車が躍進すると思われますので、益々ガソリンの需要が減少し続ける事が予想され、石油に関する税金の、負の連鎖が起きるでしょう。
(ブコビッチ)
いすゞ自動車が12日に第二四半期決算を発表しましたが、6月以降の新興国の需要減が有ったにも係わらず、好調さを持続した形となりました。前年同期比と比較すると国内売上が減少しましたが、海外売上が順調に推移しての好決算となりました。今年6月以降新興国を中心に経済が停滞し、いすゞもその煽りを受ける形となりましたが、13日にFRB新議長のイエレン女史が量的緩和縮小は時期尚早と発表、マーケットが即座に反応した事を踏まえると、今後は再び新興国に資金が流入することも考えられます。また東京オリンピック、国土強靭化、東京再開発、京浜工業地帯再開発、臨海再開発、震災復興といすゞ自動車の未来は当面明るいと思われます。
(ブコビッチ)