BMWジャパンは8日、BMW MINIにクリーンディーゼルを搭載した「MINI・クロスオーバー」と「MINI・ペースマン」の販売開始を発表しました。日本国内で順調に台数を伸ばしているBMWディーゼルモデルをMINIにも踏襲することにより、新たな顧客層を取り込む狙い。搭載されるエンジンは、排気量2リッターで112馬力・トルク27.55kg・m、143馬力・トルク31.12kg・mの2種類で、コモンレールダイレクトインジェクション、粒子状物質除去フィルター、バリアブルジオメトリー・ターボチャージャーの採用により、ポスト新長期のクリーンディーゼルなのは言うまでも有りません。燃費も16.3~16.6km/リッターで、ランニングコストが安いのも利点。消費増税の反動減となっている本邦市場でも、このような魅力のある車輌を続々と投入出来るのはドイツ車メーカーの強みでしょう。