西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱ですが、死者は判っているだけで1350人に達しており、非常事態宣言が出されております。そんな中アフリカ以外の東南アジアでアフリカを訪れたミャンマー人が感染の疑いで入院、またヴェトナムでも入国したナイジェリア人2人が類似した症状で入院したとのこと。エボラ出血熱病原体の潜伏期間は2日~3週間と個体差が有り、明らかな症状が出るまで判別が難しい。ミャンマーは邦人が訪れるケースが最近増加しているのは皆さまご周知の通りで、今後の渡航には注意が必要になるかもしれません。またアフリカから本邦の中古自動車を求めて来日するケースでは、空港から直接オークション会場へ出向く場合が多く、今後は本邦でも様々な対策を立てる必要性が出てきそうです。観光立国を目指し来日数がアベノミクス以降増加しており、安心安全に滞在してもらう対策も考える時期に来ていると思われます。