トヨタ自動車は来年のプリウスフルモデルチェンジに合わせて、HVシステムや基幹部品の刷新を計画しています。HV用トランスミッションのカイゼンや次世代型リチウムイオンバッテリーの採用を軸に、JC08モード燃費で40Km/リッター台に引き上げる予定。2020年までにHV燃費を1割向上させる構想も打ち出しており、HV車ラインナップを揃え他社を凌駕する狙い。またリチウムイオンバッテリーのみならず、初代プリウスから使用されているニッケル水素電池の更なる改良を図るため、子会社のプライムアースEVエナジーとともに材料、工法を見直す。トヨタ自動車はHVバッテリーの多様化、ラインアップの拡大、4WDシステム(アイシンAW製)の搭載などハイブリッド車のカイゼンを進める。(一部日刊自動車新聞)