国内自動車・二輪車全14社は、汎用性の高い部品や車載用半導体などの仕様を統一化させるとのこと。対象となる部品・部材を年内にも選定し、標準化に向けて部品の開発・生産コストを引き下げる狙い。これにより国際競争力を高め、自動車関連技術の国際規格作りで先行している欧州勢に対抗する狙いも有るでしょう。

メーカー各社は今後の生存のため技術開発に資金を要することから、価格勝負の小型車・大衆車を中心に鋼板、鋼材、プラスチックなどの樹脂素材、自動車を制御する半導体部品が候補とし、新興国や発展途上国での販売の拡大と利益率を上げる。特に新興国・アフリカ・南米で、中国・韓国勢との価格競争に晒されている地域での販売台数を伸ばすことが出来れば、当該国で交通ルールをジャパナイズ化することも出来るでしょう。世界での販売シェア拡大のため、日本丸の出航は近い。(一部日本経済新聞より)