自動車リサイクル促進センター(JARC)がまとめた今年10月実績は、前年同月比9.7%増の27万6804台となり、12ヵ月連続で増加している。11月の速報値でもプラス実績で、茲許の状況で推移すれば当初予定の305万台を大きく上回る325~330万台に達する可能性も出てきた感じだ。好調な新車販売はもちろん、鉄スクラップ価格も3万円/tを超えてきており、それがスクラップ市場への台数流入を後押ししている。325~330万台に達すれば、3年ぶりの320万台超え、前年実績超えは2014年以来4年ぶりとなる。茲許の実績は下記の通り。

2014年度:333万1901台(-3.0)

2015年度:315万6459台(-5.3)

2016年度:309万6790台(-1.9)

(日刊自動車新聞より)