世界中が注目している米国FOMCが、米国時間13日~14日(日本時間14~15日)に掛けて開催され、市場の予想通り利上げをしてくるものと思われます。これにより通常は日米金利差の拡大から円安へ振れるのですが、3月利上げ時は逆に債権が買われ金利が下落(価格上昇)を続け、米国長期債は2.1%台前半と、株バブル継続と円高へのトレンドとなってしまいました。今回以降のFOMCで俄然注目すべきはこれまで膨れ上がったFRBのバランスシートをどういう形で、いつから縮小していくのかに注目が集まってくるものと思われます。場合によっては、もはやバブルの領域に達しているナスダック指数やNYダウ、トレンド転換への引き金を引くかもしれません。要注目です。(6月12日時点)