インドネシアのジャカルタポストによると、インドネシアで間もなく欧州排出ガス規制「ユーロ4」に対応させた自動車燃料油の導入を義務化する。同国で現在流通している燃料油は、硫黄含有量が高い「ユーロ2」基準対応。国営石油PT.プルタミナの製油所建設の遅延を背景に導入が遅れており、昨年9月に「ユーロ4」に適合した燃油を輸入する方針を決めていた。これまで燃油の質が悪く、最近の、特にディーゼル仕様に関して同国の燃料を入れると、たちどころに白煙を吹いたものですが、これもようやく解消することになる。今回のユーロ4基準導入により、アジアで踏襲していないのは、残り2ヵ国になった。