2000年から本邦で販売を開始しているスズキの世界戦略車「スイフト」、昨年12月にフルモデルチェンジをしました現行モデルから3ドアモデルを廃止すると発表しました。先代モデルでは欧州でニーズの高い3ドアモデルを用意しておりましたが、実用性を重視する流れやデザイン性の向上から、現行モデルから5ドアモデルの一本足打法へと切り替えるとのこと。これにより販売単価を高めると同時に、製品集約による生産効率の改善で収益性の向上も見込む。初代はスズキ「Kei」をベースに製造したため、イマイチの印象がぬぐえなかったが、2004年から発売した2代目から、コンパクトハッチとして確固たる地位を築き、3代目・4代目とモデルチェンジする度に熟成度が増している。世界戦略車「スイフト」は、インド市場で圧倒的に売れており、昨年4月には世界累計販売台数が500万台を超えた、まさにスズキのフラッグシップモデルとなっている。国内向けの「スイフト」は、中古自動車輸出としても人気が有り、小型ハッチバックとしてのリセールバリューはは、トヨタ自動車に次いで人気が有る国も存在している。