高級ミニバンとして不動の地位を築いている「アルファード」と「ヴェルファイア」、2015年1月に販売台数を開始して以降、僅か2年で約13万台を売り上げている。それまで高級ミニバンとして人気が有った日産「エルグランド」を追い落とすために、刺客として投入されたのが、エスティマのプラットフォームを踏襲したFFベースの「アルファード」。このモデル発売を機に一気に火が付いた「アルファード」、2代目の20系では新たな兄弟車として「ヴェルファイア」を投入し、「エルグランド」を完全に駆逐してしまった。そし満を持して投入された30系は、景気回復の波も追い風に2年で13万台と大衆車なみの売れ行きとなっている。ただ20系と違い、現行の30系は圧倒的に排気量が小さい2.5リッターモデルに人気が集中、販売比率は85%以上が2.5リッターとなっている。しかし僅か2年で13万台とは、「ハリアー」に続き驚かされますね。