スバルは、北関東自動車道が群馬-茨城間で全線開通したことを受け、輸出港の拠点として従来の川崎港に加え、ひたちなか市の茨城港を第二の輸出拠点として活用する。ノックダウン生産を除き本邦と北米のみに生産拠点を置く同社ですが、北米市場での好調な販売が続き、群馬製作所ではフル操業が続いている。同社はさらに生産能力を増強するため2020年度までに650億円を掛けて大規模な設備投資を実施し、年間700万台弱に生産能力を引き上げる予定となっています。現在輸出拠点にしている川崎港ですが、輸出台数の大幅増のため手狭になっており、新たな輸出拠点を模索しておりました。高速道路が茨城県まで全面開通をしたことで今回の新設に至り、北関東自動車道を利用する事で、昼夜渋滞になる可能性も低く、工場からより円滑な輸送も期待出来るでしょうし、茨城県にしても定期的に船舶が入港しますので、入港料、トン税、特別トン税他、お金が落ちることになりますので、願ったり叶ったりでしょう。