中国政府は今月1日から新たな税金として、Luxury Tax(ぜいたく税)の導入を決定しました。経済格差の著しいちゅうごくで、小皇帝と呼ばれる若者たちが高級外車を乗り回し市民の反感を買っていることを受け、習近平国家主席が贅沢を戒める意味合いで同税制を敷いた模様。対象車輌は130万人民元(約2100万円)以上の高級車に対し、通常の税金プラス販売価格の10%に当たる税金を賦課する。一方現行の小型乗用車減税は来年も延長する方向で検討しており、庶民の味方「習近平国家主席」をアピールする狙いとなっております。ただこのぜいたく税に関して、オーストラリアなどは以前から導入されており、最近では昨年インドネシアでも導入されている。日本はぜいたく税という名目では賦課されていませんが、自動車取得税は海外ではぜいたく税(Luxury Tax)という位置付けで見られている。