先日レポートしました、スバルが2019年に投入予定の新開発ダウンサイジングターボエンジンで、環境対応能力を高めることを目指し希薄燃焼(リーンバーン)を採用するとのこと。リーンバーンエンジンの採用は同社では初となり、次世代ガソリン車の主力エンジンとして位置付ける。現在同社ではエンジンをターボ、N/A問わず直噴化しているが、今後の先進国の環境規制強化を睨み、燃費改善の観点から、リーンバーンエンジンが不可欠と判断した模様。リーンバーンエンジンの実用化には、エンジン設計そのものを大幅に変更する必要があるため、エンジンを新開発する次世代型エンジンから採用することが決まった。リーンバーンエンジンは、1990年代から一部のメーカーで実用化したものの、窒素酸化物対策などの理由から採用を取り止めているが、近年は燃費向上に効果的な技術として、各社が開発を積極化させている。