一昨日レポートした通り、本日のSQに向けて円買いドル売り日本株売りと、一気呵成に進み2014年10月の水準にまで大幅下落となっています。昨年末付近から1ヶ月少々で25%も株価が下落、為替も対ドルで1割近く円高に推移してきています。もちろんSQに向けた売りでしたので、今後は急速に戻すとは思われますが、ここまで大きく下落すれば戻りは鈍いと思われ、今後の消費税再増税にいよいよ不透明感が出て来たと思われます。悪いことにNISAで貯蓄から投資へという謳い文句により、株式投資をした方々多く、東証一部の大手銘柄、とりわけ高配当の銀行株に人気が有ったため、今後このマイナス金利政策による収益減が本格的になれば、更なる株価下落、しいては逆資産効果による買い控えや節約志向が再燃すると思われます。特に個人向け耐久財の代表格の自動車販売には、今後顕著に影響してくるかもしれません。