日銀金融政策決定会合が7日に終了しましたが、結果は現状維持で閉会致しました。最近の乱高下で株式市場や為替市場が荒れ、追加緩和期待となっておりましたが、現在は平静を取り戻していることも有り、8対1で現状維持となった訳です。ただ個人的に思うのは、量的緩和をしても拡大してもデフレはある程度止められても、インフレには持っていけないと思っております。量的緩和以降日銀の当座預金に邦銀から融資や投資に回されない無意味なキャッシュが、250兆円近くも積みあがっています。しかも当座預金残高に対して0.1%の付利を日銀が与えており、ここに問題が隠されていると思っています。ただ銀行も収益源が限られていますから、それを踏まえて日銀がどう動くかでしょう。