乗用車の電圧と言えば12ボルトが通常ですが、昨今の電動モーターアシスト機能の増加により、より電気システムを効率化させる目的で電圧の48ボルト化に注目が集まっております。この48ボルト化により、コスト制約の厳しい軽自動車やコンパクトカーでも採用し易く、安価に効率化が達成出来るというもの。既存の12ボルトと比較して、使用できる電気容量が大幅に増加するため、エンジンのトルクアシストシステム、トランスミッション用電動ポンプ、電動ターボチャージャーも可能になると思われます。これらの動向によっては、電動ポンプ関連銘柄が躍進する可能性も有るでしょう。 (一部日刊自動車新聞)