以前から何度も当サイトで御案内しました新車需要の先食いの影響ですが、特に買い替えサイクルの長い軽自動車が顕著です。さはさりながら軽自動車の販売が戻り基調のような報道が一部でされていますが、実際は自社登録(いわゆるB登録)がかなり増加しており、健全な新車販売実績データが出なくなっております。特に軽自動車は相対的に車輌単価も安価で、B登録し易い環境下なので、再び増加傾向ということでしょう。ただ以前もレポートした通り、今までのような需要は相対的に期待出来ず、今後市場に大量のB登録車が集まる可能性も高くなっており、しいては高年式の中古軽自動車価格に影響を及ぼす可能性も出てきたと言えるでしょう。