オーストラリア現地生産からの撤退を表明している、フォード、GMホールデン、トヨタ自動車ですが、それに伴い現地工場へ部品を供給している部品工場の早期撤退表明が相次いでおります。このまま部品工場の早期撤退が続けば、サプライチェーンの崩壊を招き、しいては自国生産からの撤退が早まるのではないか、と現地オーストラリアン紙が報道しました。3社に部品をこれまで供給していた部品会社は、人件費や地理的にも優位な東南アジアへの移転を模索しており、同国での自動車生産体制は、一層不透明感を帯びてきています。